会計ソフトfreeeの口コミ・評判は?メリット5選や料金/費用も紹介

クラウド会計ソフトfreee

知り合いから「会計ソフトならfreeeがいいよ」とオススメされたから、freeeの特徴を詳しく知りたい

freeeは、私にとってどんなメリットがあるサービスなのかな?

freeeの費用とか、具体的に何が便利なのかを知りたい

こんなことを思っているあなたは、この記事を読むと下記のことが分かります。

  1. 会計freeeの特徴や使い勝手
  2. 会計freeeを使うメリット
  3. 会計freeeの口コミ・評判

私は「中小企業の融資代行プロ」という、資金調達・財務コンサルサービスで、これまでたくさんの経営者の資金繰り改善・資金調達をご支援してきました。

記事の筆者
「岡島光太郎」の写真

著者プロフィール

  • 資金調達コンサル会社「(株)融資代行プロ」創業者
  • 財務・資金繰りコンサルティング「御社の社外CFO」創業者
  • 経営コンサル会社「(株)Pro-D-use」創業者
  • 中小企業の融資・補助金など資金調達支援の実績多数

これまでの支援実績
個人事業主 / 創業後スグの1人法人 / 売上300億の法人
資金調達額「100万円」〜「5億円」
あらゆる業界の資金調達 / 財務・資金繰りコンサル実績

記事を読んでわかること

  • なぜ、freeeがフリーランスや法人経営者に必須なツールなのか
  • freeeがあなたの生産性を上げて売上が上げやすくなる理由

法人経営者やフリーランスにとって、バックオフィス業務を効率化することは、本業の業績にも関わる重要な問題ですよね。会計管理に集中し過ぎれば、本業の時間が削られます。

かといって会計業務をおろそかにすると、下記について苦労するのは確実です。

  • 日々の資金繰り
  • 売上・経費管理
  • 確定申告

会計業務で本業が圧迫されるかも…」と感じたら、freeeの導入を検討しましょう。

スマホアプリを利用すれば、すき間時間で会計業務を完了できますので、外回りも多いフリーランスや中小企業の経営者でも効率的な会計管理が可能です。

目次

会計ソフトfreeeの特徴10

時間が大切な経営者だからこそ、バックオフィス業務の負担はなるべく軽くしたいものです。会計ソフトfreeeには、煩雑な会計業務をスムーズにするさまざまな機能があります。

私も実際に利用しているfreeeの機能の中から、とくに注目したい10の特徴について詳しく見ていきましょう。

1.freeeは、クラウド会計ソフトシェアNO.1

2013年にスタートしたfreeeは、わずか5年で導入事業所100万社以上を突破するという偉業を成し遂げました。また、クラウド会計ソフトの国内シェア率は25.4%にも及び、国内のシェア1/4を占めています。MM総研調べ

トップのシェアを誇るサービスであるからこそ、ユーザーから日々たくさんのデータや要望が届くため、それ以外のクラウド会計サービスに比べてどんどん便利になっていきます。

その証拠に、アプリのレビュー数は7万件にも及び、平均点は4.52023/7時点)。母数が大きいにもかかわらず平均点が4.5を越えるのは、かなりの高評価です。実際、私も日々使っていますがとても使いやすくてお気に入りです。

freeeは今後も改善を続けると思いますので、安心して活用することができると思っています。

2.freeeなら○×に答えるだけで確定申告書を作成できる

freeeなら、確定申告に必要な書類作成から提出までを一気通貫で行えます。書類作成のステップは、画面上に提示される質問に答えていくだけです。「イエス」「ノー」で答えながら、必要があれば金額や必要事項を記入していきます。

一問一答形式の質問に全て答えれば、自動的に確定申告書類は完成。非常にシンプルなので、自分で計算する、もしくは税務署に行って質問をする必要がなくなります。

  • 確定申告が、独立前から不安…
  • 毎年、確定申告に時間を奪われている…

こんな方は、今すぐfreeeを活用すべきでしょう。

3.青色申告・白色申告のどちらの申告書類の作成にも対応

freeeでは、青色申告・白色に必要な以下の書類を作成できます。

  • 確定申告書B
  • 損益計算書
  • 損益の内訳の記入書
  • 貸借対照表
  • 総勘定元帳
  • 現金出納帳
  • 固定資産台帳

どの書類も、一問一答形式の質問に答えていくだけです。

また、作成した確定申告書類は、ダウンロードしたファイルをプリントアウトしてそのまま提出できます。提出は、郵送・持参どちらでもOKです。

4.さまざまな所得や控除なども対応

freeeは株・FX取引や損失繰越にも対応しています。freeeで入力可能な所得・控除は以下の通りです。

  • 株・FX取引
  • 医療費
  • ふるさと納税などの寄付
  • セルフメディケーション
  • 国民年金/国民年金基金
  • 国民健康保険/その他社会保険
  • 小規模企業共済や企業型年金など
  • 住宅ローン
  • 生命保険や地震保険
  • 予定納税/損失繰越

基本的な所得・免除はもちろん、freeeなら最新の制度にまで対応しています。

そのためfreeeを使えば、あなたは毎年変わる税金や控除の制度をキャッチアップする必要はなくなります。

5.freeeは、電子申請に対応

電子申請できるクラウド会計ソフトは他にもありますが、Windowsだけでなく、Macに対応しているのはfreeeだけです。

電子申請は次の2つの方法があります。

  1. 国税庁の「e-tax」にデータをダウンロードする
  2. freeeのアプリを利用してそのまま電子申請する(Mac、Windows対応)

便利なのはfreeeのアプリから電子申請する方法です。確定申告書類を作ったあと、そのまま提出まで進めます。

書類提出に必要なものはリスト化されて提示されるため、迷うこともありません。そのため、電子申請が初めての方にとっては、freeeを使うことが最善の選択になるでしょう。

6.feeeなら、銀行口座・クレジットカードのデータを自動取込

feeeなら、銀行口座・クレジットカードのデータを自動取込

インターネットバンクやクレジットカード、電子マネーをfreeeと連携することができます。連携すれば、取引や経費による入出金があればfreeeが自動で明細データを登録してくれます。

提携金融機関は3,200以上(2021年1月時点)
最新の提携金融機関の一覧

ものスゴい数連携されているので、あなたが使いたいであろう金融機関は、ほぼ網羅されていると思って間違いありません

取得をされた明細は、そのままAIが勘定科目などを推測して帳簿付けを勝手に行ってくれます。自動で登録や処理をしてくれることで、

  • 経理処理の時間が大幅に短縮
  • 手作業が少なくなるため、入力ミスや確認作業を大幅削減

することができ、あなたが本来やるべき業務に集中することができます。

7.スマホアプリから領収書データを自動読取

領収書やレシートなどをスマホで撮影すれば、日付や金額、電話番号などを自動で読み取って取り込んでくれます。

アプリには高精度なOCR(オーシーアール)という、領収書の文字を自動でデータ化してくれる技術が搭載されているため、画像を補正しながらの読み取りが可能です。精度が高く読み取りがスムーズなため、ストレスもたまりません。

個人的な感想ですが、この機能は時間も手間も極端に減らしてくれるため、1度使うと便利すぎて手放せなくなります。

8.勘定科目を覚えていなくても大丈夫!

freeeでは日々の帳簿入力画面に勘定科目の説明が付いています。

会計知識が無い人は、勘定科目一つにも悩んでしまうことがありますが、freeeの説明を確認しながら入力すれば、迷うこともありません。

勘定項目を覚えるくらいなら、もっと本業にだけ集中したい法人経営者やフリーランスの方にとっては、嬉しい気遣いですね。

9.見積書・納品書・請求書の作成・送付と帳簿付けを一括処理

freeeなら、あらかじめ取引先を登録しておけばワンクリックで簡単に見積書を作成・送付できます。

そして、このとき作成した見積書はあとでそのまま納品書・請求書に変換することも可能です。

書類を作成した画面から書類の編集、出力、郵送、メール送信を行えるため、一連の処理がスムーズです。

また便利なことに、請求書を発行すると取引内容がそのまま帳簿に登録されます。取引先からの入金状況もステータス管理ができるので、入金確認のモレも減らせます。

10.事業の経営分析に有益な豊富なレポート機能アリ

freeeの経営分析に有益な豊富なレポート機能

freeeでは、以下のレポートを閲覧・出力ができます。いずれもグラフ化されるため視覚的にわかりやすく、CSV・PDF形式のいずれかで出力可能です。

  • 収益レポート
  • 費用レポート
  • 損益レポート
  • 売掛レポート
  • 買掛レポート
  • 現預金レポート
  • 資金繰りレポート

たとえば費用レポートは、取引先別に出力できるほか、勘定科目ごとの出力も可能です。

各種レポートから自分の事業の現状をリアルに分析ができ、先々の事業経営をスマートに、かつ安心しておこなえるようになります。

会計ソフトfreee、活用するメリット5つ

会計知識をもたない人がスムーズに使える会計ソフトは、そう多くありません。従来は導入したソフトを使いこなすために、マニュアルを読み込んだり簿記の勉強をしたりといった努力が必須でした。

freeeは、会計知識のない人もスムーズに操作できるよう、極めてシンプルに作られているので、会計知識がなくても直感的(感覚的)に使うことができます。

ここでは、freeeのメリットを具体的に見ていきましょう。

1.会計業務の負担を大幅に軽減できる

前述のとおり、freeeではネットバンクやクレジットカードを同期したり明細書をアップロードしたりすることで、AIが自動的に仕訳・登録をしてくれます。

利用者は転記の時間を省けるうえ、転記ミスの心配をする必要もありません。会計業務を自動化することで、あなたの時間を大幅に削減することが可能になるのです。

2.税務上の証拠書類を仕訳に紐付けられる

freeeは、レシート等の税務上、証拠になる書類を仕訳に紐付けて添付できます。これは、記帳内容に不明な点があった場合に有益です。

紙ベースで書類の管理をしている場合、どの証拠書類が問題なのか、一から探さなければなりません。しかし、証拠書類を仕訳の添付データとして管理しておけば、項目を呼び出すだけで見つけられます。

freeeで経理に関するデータを一まとめに管理すれば、煩雑な会計業務に煩わされる時間を大幅にカットできるでしょう。

3.操作方法や会計業務の相談が可能!サポートが充実

freeeの充実サポートメニュー

分からないことや迷ったことがあったときは、freeeのサポートを利用できます。基本はチャットによるサポートですが、直接やりとりしたいときは電話での相談も可能です。また、メールによるサポートも受け付けてくれ、対応時間は次の通りです。

  • 電話  :平日日中(10-12時/13-18時) ※事前予約制
  • チャット:平日日中(10-12時/13-18時)
  • メール :24時間対応

会計業務で不明点を調べても、なかなか自分では不安は解消しないもの。サポートをうまく活用しましょう。

4.長く使うほど使いやすくなる

freeeは長く使うほど使いやすくなる

freeeの帳簿付けや仕訳は、全てAIによるものです。freeeを使えば使うほど、AIは個々のニーズに合わせて最適化します。

使い込んでいけば、勘定科目や品目等も自動入力が可能です。利用者は請求書やレシートなどを読み込ませるだけでよく、帳簿付けの手間はほとんど掛からなくなるでしょう。

5.アプリと連携して自由にカスタマイズできる

freeeでは、2019年1月より「freeeアプリストア」をスタートさせました。

freeeの利用者は、ここから必要と思われるアプリを装備することで、事業に必要なデータを一元的に管理できるようになります。

アプリの種類は、勤怠管理から決済業務、人事労務までさまざまです。アプリでバックオフィス業務を最適化すれば、業務効率はぐっとアップします。

たとえば、仮にフリーランス営業マンにおすすめのアプリとしては、以下のようなものがあります。

アプリ名概要
kintone
(キントーン)
営業支援・顧客管理システム。freeeと連携することで、kintone側に登録した受発注情報から請求書を作成。さらに、作成された請求書の情報から、売掛金の仕訳も作成可能
Salesforce
(セールスフォース)
営業支援・顧客管理システム。商談に関する情報をfreeeと連携することで、見積書や請求書の作成、入金情報の確認などができる
RODEM
(ロデム)
ビジネスサポートシステム。カレンダーに訪問先に関する情報を入力しておくことで、スケジュールの調整や経路検索、交通費計算などを自動化してくれる

アプリは無料・有料さまざまあります。お試しで使ってみたい、という場合は「freee公式アプリ」からチェックしてみてください。「決算サポートアプリ」や「前受/前払入力アプリ」なども無料で使用できます。

会計ソフトfreeeの料金費用

freeeには法人向けプランと個人向けプランがあります。

会計freee|個人向けプラン料金・費用

スクロールできます
プランスタータースタンダードプレミアム
料金(年払)980円/月
(11,760円/年)
1,980円/月
(23,760円/年)
3,316円/月
(39,800円/年)
確定申告書の作成・出力
銀行口座
クレジットカード同期
請求書の作成
(毎月自動作成×)

(毎月自動作成◯)

(毎月自動作成◯)
写真から領収書を自動仕訳
(月5枚まで)
消費税申告
月次推移/資金繰り
売掛/買掛レポート
メール・チャットサポート
(優先対応)

(優先対応)
電話サポート
税務調査サポート補償
※税抜き

確定申告を乗り越えるためには、必要最低限の機能が利用できるスタータープランがおすすめです。

一方、日々の会計管理から確定申告まで全てをfreeeに任せたい場合は、写真で領収書を何枚も取り込めるスタンダードプランがよいでしょう。また、スタンダードプランからは「毎月の請求書の自動作成」が使えます。実は、これが地味に楽です。

より手厚いサポートを求めている人は、税務調査や乗り換えサポートにも対応してくれるプレミアムプランがおすすめです。

自分が会計業務に月々どのくらいの時間を使っているかを計算(時給換算)していただくと、freeeがいかに安価であるかがご理解いただけるのではないかと思います。なお、いずれのプランを選択しても無料のお試し期間があります

会計freee|法人向けプラン料金・費用

スクロールできます
プランミニマムベーシックプロフェッショナル
向いてる法人決算書類の作成と記帳の効率化をしたい経理全体の効率化、成長に向けて数字の可視化を実現したい社内ワークフロー、管理会計を行いたい方へ
料金(年払)1,980円/月
(23,760円/年)
3,980円/月
(47,760円/年)
39,800円/月
(477,600円/年)
決算書・消費税申告書
試算表
在庫棚卸
資金繰りシミュレーション
日時残高推移
月次推移(賃借貸借表/損益計算書)
自動経理(銀行口座/クレジットカード同期)
請求書の作成
税理士招待
メンバー招待
(3名まで)
メール・チャットサポート
電話サポート
税務調査サポート補償
※税抜き

会計ソフトfreeeの口コミ・評判

freeeを利用する事業所は、2018年4月時点で100万件を突破しています。利用者の多くは「業務が効率化した」と、freee導入に満足しているようです。実際の利用者の口コミを見ていきましょう。

会計ソフトfreeeの良い口コミ・評判

かなり多いので、一部だけ抜粋して紹介します。

https://twitter.com/smcpglf/status/1675709739764969473?s=20
https://twitter.com/HirosakiTax/status/1674567130354970624?s=20

会計ソフトfreeeの悪い口コミ・評判

悪い口コミや評判も、抜粋して紹介します。

https://twitter.com/yano_kawaguchi/status/1675669831801249792?s=20

会計ソフトfreeeで、経理業務を効率化しよう!

会計ソフトfreeeは、法人経営者やフリーランス・個人事業主が本業にフォーカスできるよう、バックオフィス業務の効率化を目指して作られたシステムです。導入すれば仕訳や転記の手間が省けるほか、見積書や請求書などの発行もスムーズに行えます。

慣れない経理業務に手を焼いてきたフリーランスや法人経営者の方も、日々の会計管理や確定申告がぐっと楽になるはずです。本業が経理業務に圧迫されていると感じている方、経理業務をスムーズにしたいと思っている方は、freeeの導入がおすすめです。

クラウド会計ソフトfreee

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