コンサルタント略歴
約20年間、商工中金で腕を磨いてきた融資に強い金融マン。キャリアの前半は、10年間にわたり法人営業(融資渉外)の最前線に従事。愛知県や千葉県などの激戦区で中小企業約60社を担当し、徹底した新規開拓によって支店内で「新規融資残高1位」を獲得するなど、攻めの融資獲得における圧倒的な実績を持っています。
キャリアの後半は、金融機関の「心臓部」とも言える本部機能や管理部門を歴任。特に「不動産担保評価部門」では、銀行が不動産をいくらで評価し、いくらまで貸せるかを算出する担保査定の裏側を熟知しました。さらに、条件変更(リスケジュール)を中心とした債権管理業務や、破産対応などの法的手続きを行う部署も経験。
「銀行が積極的にお金を貸したい時」の審査ロジックと、「銀行が回収にかかる時(企業が危ない時)」のシビアな判断基準。この両極端を内部から見ているからこそ、表面的なテクニックではない、銀行員が真に納得する事業計画と担保戦略を立案できます。宅地建物取引士の資格も有し、不動産を活用した資金調達にも精通しています。
コンサルタント得意領域
得意領域
- 不動産担保を活用した「融資枠最大化」戦略
商工中金本部での不動産担保評価経験と、宅地建物取引士の知識を掛け合わせ、保有不動産(工場/社屋/自宅等)の価値を最大限に引き出す評価資料を作成。担保余力を論理的に示し、希望額満額の融資獲得を支援します。 - リスケジュール(条件変更)・再生局面での銀行交渉
債権管理業務の実務経験に基づき、返済が苦しい局面での銀行交渉をサポートします。銀行が何を懸念し、どのような改善計画であれば「条件変更(リスケ)」に応じるか、その合格ラインを熟知しています。 - 政府系金融機関のロジックに即した新規融資
約10年間の営業現場での実績と、新規開拓トップの経験を活かし、政府系金融機関や民間金融機関が好む事業ストーリーと数値計画の策定を支援します。 - セカンドオピニオン
審査の専門性の高さで有名な「商工中金」出身だからこそ、最新の金融情勢や銀行内部の空気感を踏まえた、鮮度の高いアドバイスが可能です。経営者が気づかない「銀行員から見た御社の弱点」を先回りして指摘し、対策を講じます。
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