経営に必要なCFO代行サービスの利用を検討している企業の方で、このようなお悩みを抱えている人はいませんか?
CFOは欲しいけど、雇用する余裕はない…。CFO代行サービスを使ってみたいけど、専門家がおすすめするサービスはないのかな?
今のCFOが退職予定でピンチ。後任が見つかるまでCFOを務めてくれるサービスはないかな…?
CFO代行サービスは、どれくらい費用が必要なのだろう?良いCFO代行サービスの選び方も知りたい。
CFO代行サービスとは、「CFO経験者」「投資銀行等の金融機関経験者」をコンサルタントとして会社へ派遣し、ファイナンス全般の業務を代行するものです。
CFO人材はなかなか採用市場に出回らないため、採用条件・年収ともに高くなり、どの会社もCFO採用に大苦戦しています。そのため、CFO業務を代行してくれるCFO代行サービスが密かに注目を浴びています。
筆者は「御社の社外CFO」という財務コンサルサービスを運営しており、これまで多くのベンチャー・中小企業のCFO業務をご支援してきました。
著者プロフィール
- 資金調達コンサル会社「(株)融資代行プロ」創業者
- 財務・資金繰りコンサルティング「御社の社外CFO」創業者
- 経営コンサル会社「(株)Pro-D-use」創業者
- 中小企業の融資・補助金など資金調達支援の実績多数
これまでの支援実績
個人事業主 / 創業後スグの1人法人 / 売上300億の法人 等
資金調達額「100万円」〜「5億円」
あらゆる業界の資金調達 / 財務・資金繰りコンサル実績
本記事では、こんな筆者の経験をもとに「おすすめの6つのCFO代行サービス」について紹介していきます。
また、「CFO代行サービスの活用事例」や「正しい選び方」についても詳しく説明しておりますので、この記事を参考にCFO代行サービス選びに役立ててください。
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プロが厳選比較した!おすすめの「CFO代行サービス」6選
まず下記、CFO代行サービス「御社の社外CFO」を運営する筆者が厳選する「おすすめのCFO代行サービス」を比較表にまとめてご紹介します。
比較表は下記4つのポイントを押さえていますので、あなたの会社にあったCFO代行サービスを選択しましょう。
◆ CFO代行サービスの4つの比較ポイント
- 費用
- 最低契約期間
- ターゲット
- サービス範囲の広さ
◆ 【厳選】おすすめのCFO代行サービス6社
※スマホでは、横にスライドできます>>
サービス名 | 2. デロイトトーマツコンサルティング | 3. KPMG | 4. AGSコンサルティング | 5. バルクアップコンサルティング | 6. 船井総合研究所 | |
---|---|---|---|---|---|---|
会社名 | (株)融資代行プロ | デロイトトーマツコンサルティング(合) | (株)KPMG | (株)AGSコンサルティング | バルクアップコンサルティング(株) | (株)船井総合研究所 |
費用 | 7万円~ / 月 | 個別見積もり (要問合せ) | 個別見積もり (要問合せ) | 個別見積もり (要問合せ) | 25~40万円 / 月 | 30万円~ / 月 |
契約期間 (最低) | 6ヶ月~ | 不明 (要問合せ) | 不明 (要問合せ) | 不明 (要問合せ) | 不明 (要問合せ) | 不明 (要問合せ) |
ターゲット企業 | 中小企業 中堅企業 スタートアップ ベンチャー企業 | 大企業 メガベンチャー企業 官公庁 | 大企業 メガベンチャー企業 官公庁 | 中堅企業 大企業 | ベンチャー企業 | 中小企業 中堅企業 |
サービス 範囲の広さ | 融資 エクイティ 事業計画書作成 補助金申請 等 | M&A 人材・組織改革 国際業務支援 等 | 国際業務支援 DX 組織改革 リスク対策 等 | 人事組織 M&A 国際業務支援 法務 等 | 書籍出版代行 事業計画書作成 等 | セミナー・研修 M&A Web広告運用 等 |
公式HP | 公式サイトへ > | 公式サイトへ > | 公式サイトへ > | 公式サイトへ > | 公式サイトへ > | 公式サイトへ > |
下記より、それぞれのCFO代行サービスの特徴・強みを詳しく解説していきます。
なお弊メディアでは、下記から実際にCFO代行サービスのを活用したことのある方からの口コミを募集中です。どんな小さなことでも構いません。あなたの体験談をぜひお寄せください。
「CFO代行サービスの口コミ」にご協力いただける方はコチラ >
CFO代行サービス1. (株)融資代行プロ:サービス名【御社の社外CFO】
1. 御社の社外CFO | |
---|---|
会社名 | 株式会社融資代行プロ |
資本金 | 500万円 |
設立 | 2024年 |
所在地 | 東京都港区南青山2-2 5F |
代表取締役 | 岡島 光太郎 |
費用 | 7万円~ / 月 |
最低契約期間 | 6ヶ月~ |
ターゲット企業 | 中小企業 / 中堅企業 / スタートアップ / ベンチャー企業 |
サービス範囲の広さ | 融資 / エクイティ / 財務人材研修 / 補助金申請 / 事業計画書作成 等 |
株式会社融資代行プロが運営する「御社の社外CFO」は、中小・ベンチャー企業に特化したCFO代行サービスです。金融機関出身のコンサルタントが多数在籍しており、下記のような幅広いCFO業務を支援できることが特徴です。
◆「御社の社外CFO」が支援可能な業務
- 資金繰り支援
- 融資支援
- 金融機関対応
- 経営戦略・計画
- 経営・企業分析
- 各種資料作成
- 財務戦略
- M&A支援
- MBO支援
- バリューアップ支援
- VC対策
- IPO支援
- 決算書対策
- 節税対策
- 定期面談
- 事業計画書の作成
- 資金繰り表の作成
- 月次決算
- 財務組織/体制の構築
- 財務スタッフの採用/育成/管理
- 管理会計の導入・運用 など
費用は「月額7万円/税別~」とリーズナブルで、最低契約期間も6ヶ月~であるため、中小・ベンチャー企業の経営者も導入しやすい価格・契約形態です。毎月限定5名まで、無料の財務相談をしているので、気になる方は一度下記からお問合せすることをオススメします。
御社の社外CFO(運営:株式会社融資代行プロ)
問合せ先 https://financing.web-matching.com/lp/financial-consulting
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CFO代行サービス2. デロイトトーマツコンサルティング(合)
2. デロイトトーマツコンサルティング | |
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会社名 | デロイトトーマツコンサルティング合同会社 |
資本金 | 5億円 |
設立 | 1993年 |
所在地 | 東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング |
代表執行役 | 神山 友佑、長川 知太郎 |
費用 | 個別見積り(要問合せ) |
最低契約期間 | 不明(要問合せ) |
ターゲット企業 | 大企業 / メガベンチャー / 官公庁 |
サービス範囲 | M&A / 人材・組織改革 / 国際業務支援 等 |
デロイトトーマツコンサルティングは、大手企業を中心に財務・会計のコンサルティングサービスを提供しています。また、CFOが不足している企業に代わって、多岐にわたるCFOの役割を果たすコンサルティングも提供しています。
以下に、その主な特徴を詳しく説明します。
◆ デロイトトーマツコンサルティングの主な特徴
- 4 Faces of CFO
デロイトトーマツコンサルティングは、CFOの役割を「4 Faces of CFO」として分類しています。これには、「戦略立」、「戦略の実行推進」、「取引の実行」、「環境整備」の4つが含まれます。この4つの役割をバランスよく担うことがCFOに求められると定義しています。 - 国際的視点とネットワーク
デロイトグループは、国際的なプロフェッショナルファームとして、世界中の知見や事例を活用が可能です。特に、東南アジア・中国の日系企業の現地改革支援では、国際ネットワークを存分に活かした支援が可能です。 - 組織改革と人材戦略
デロイトトーマツコンサルティングは、ファイナンス組織の改革や人材戦略にも力を入れています。会社の将来から逆算し、その将来に必要な人材要件の定義を通じて、組織全体の能力向上を図ります。
詳細なお問い合わせや、ご相談は下記から連絡してみてください。
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
問合せ先 https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/dtc/dtc.html
CFO代行サービス3. (株)KPMG
3. KPMG | |
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会社名 | 株式会社KPMG |
資本金 | 1億円 |
設立 | 2014年 |
所在地 | 東京都千代田区大手町1-9-7 大手町フィナンシャルシティサウスタワー |
代表取締役 | 宮原 正弘 |
費用 | 個別見積り(要問合せ) |
最低契約期間 | 不明(要問合せ) |
ターゲット企業 | 大企業 / メガベンチャー / 官公庁 |
サービス範囲 | 国際支援 / DX / 組織改革 / リスク対策 等 |
株式会社KPMGは、世界的な会計事務所であるKPMGグループの一員であり、監査、財務、アドバイザリーの3分野でサービス提供する総合コンサルティングファームです。株式会社KPMGの強みは、下記の通りです。
◆ KPMGの強み
- グローバルネットワーク
世界143カ国に展開し、各国の専門家と連携してサービスを提供可能 - 深い業界知識
長年の経験で得た業界知識がある - 最新テクノロジー活用
テクノロジーの積極的活用で、効率的・革新的なサービス提供が可能 - 人材の質
高い専門性と倫理観を備えた人材が豊富
上記から、KPMGは下記のような企業にはピッタリなCFO代行サービスといえます。
- グローバル展開を目指している
- 複雑な事業構造を持っている
- 圧倒的に高い成長性を追求している
- ガバナンス強化に意識が高い
詳細なお問い合わせや、ご相談は下記から連絡してみてください。
株式会社KPMG
問合せ先 https://kpmg.com/jp/ja/home.html
CFO代行サービス4. (株)AGSコンサルティング
4. AGSコンサルティング | |
---|---|
会社名 | 株式会社AGSコンサルティング |
資本金 | 3,500万円 |
設立 | 1988年 |
所在地 | 東京都千代田区大手町1-9-5 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー |
代表取締役 | 虷澤 篤志 |
費用 | 個別見積り(要問合せ) |
最低契約期間 | 不明(要問合せ) |
ターゲット企業 | 中堅企業 / 大企業 |
サービス範囲 | 人事組織 / M&A / 国際業務支援 / 法務 等 |
株式会社AGSコンサルティングは、日本発の独立系コンサルティングファームです。2004年の創業以来、「財務戦略策定支援」「M&Aにおける財務デューデリジェンス」「業務改革におけるコスト削減・収益向上支援」など、CFO業務に強みをもつ会社です。
AGSコンサルティングは、クライアントとの長期的な信頼関係を重視し、継続的な支援を提供しているため、単発のプロジェクトではなく、長期的な視点で企業の成長を支援してくれるパートナーを求める企業にとって最適です。
詳細なお問い合わせや、ご相談は下記から連絡してみてください。
株式会社AGSコンサルティング
問合せ先 https://www.agsc.co.jp/
CFO代行サービス5. バルクアップコンサルティング(株)
5. バルクアップコンサルティング | |
---|---|
会社名 | バルクアップコンサルティング株式会社 |
資本金 | 3,000万円 |
設立 | 2017年 |
所在地 | 東京都新宿区市谷田町2-7 東ビル4F |
代表取締役 | 佐藤 宏樹 |
費用 | 25~40万円 / 月 |
最低契約期間 | 不明(要問合せ) |
ターゲット企業 | ベンチャー企業 |
サービス範囲 | 書籍出版代行 / 事業計画書作成 |
バルクアップコンサルティング(株)は、経営者に財務視点をコンサルティングする会社です。日本の財務スペシャリスト不足という課題のもと、事業計画書作成・社外CFOサービスを提供しています。
同社の社外CFOサービスは、ベンチャー企業が直面する財務課題を支援します。特に、別オプションの「事業計画書の作成サービス」や「資金調達支援」など、企業成長に必要な財務強化の支援に長けています。
詳細なお問い合わせや、ご相談は下記から連絡してみてください。
バルクアップコンサルティング株式会社
問合せ先 https://bulkup.co.jp/
CFO代行サービス6. (株)船井総合研究所
5. 船井総合研究所 | |
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会社名 | 株式会社船井総合研究所 |
資本金 | 30億円 |
設立 | 2013年 |
所在地 | 大阪市中央区北浜4-4-10 |
代表取締役 | 真貝 大介 |
費用 | 30万円~ / 月 |
最低契約期間 | 不明(要問合せ) |
ターゲット企業 | 中小企業 / 中堅企業 |
サービス範囲 | セミナー・研修 / M&A / Web広告運用 等 |
株式会社船井総合研究所は特定業種特化の経営コンサルティング会社であり、幅広い業種専用のコンサルタントが在籍しています。また、CFO業務に特化したコンサルティングサービスも揃えており、CFO代行業務も得意としています。
テンプレ型のCFOコンサルティングを得意としているため、「他社で成功した型を、自社でもそのまま使いたい」という会社には相性がよいCFO代行サービスです。
一方、テンプレ型が基本となるため企業ごとの強みや課題・特性・業界の立ち位置などを把握した、カスタムメイド型のCFO業務は不得意分野です。また、コンサルティング業界の中でも知名度が高いため、「コンサル会社の”知名度”を重視する方」にはおすすめです。
詳細なお問い合わせや、ご相談は下記から連絡してみてください。
株式会社船井総合研究所
問合せ先 https://www.funaisoken.co.jp/solution/vi-financial
CFO代行サービスの費用相場は「月額10~50万円」ほど
CFO代行サービスの費用相場は、中小・ベンチャー向けサービスであれば月額10万~50万円程度です。大企業のような複雑な会社のCFO代行となると、月額100万円をゆうに超える規模になります。
CFO代行サービスの費用は、企業ごとの課題に応じてサービス内容が異なるので、案件によって大きく異なります。また、CFO(コンサルタント)のレベルによっても単価が変わり、「単価×必要時間」で計算されるのが一般的です。
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CFO代行サービスの活用事例
日々「御社の社外CFO」にお問い合わせいただく経営者の方からお話を聞く限り、CFO代行サービスの活用検討のきっかけは、以下5つに集約されます。
- 急成長にともなう財務の見直し
- 資金調達の効率化
- M&Aの検討をし始めた
- 経営の意思決定をより確実にしたい
- 人材採用の問題解消
CFO代行サービスを選ぶ際には、自社と同じような事例を解決しているかどうかを確認しておけば、効率よく問題解決ができるようになるでしょう。
活用事例1. 急成長にともなう財務の見直し
急成長中の中小企業・ベンチャー企業は、一気に事業が拡大するにつれて、財務面の課題に対処しきれなくなってきます。CFO代行サービスは、急成長中の会社であっても財務の改善・見直しが可能です。
また、綿密な財務戦略を立てる際にも、高度な知識やスキルが求められるので、CFO代行サービスの経験豊富なプロフェッショナルに頼ることで、高い費用対効果が期待できます。
またIPOを目指して、監査法人・証券会社との面談を開始したが、求められる水準の財務管理体制が整っていないことに気づくこともあります。その際にも、補助的にCFO代行サービスを活用し、上場準備に必要な内部統制の構築、財務報告体制の整備、監査法人対応などをスムーズに進めていくことも可能です。
活用事例2. 資金調達の効率化
CFO代行サービスは、その顧客に合わせた最適な資金調達方法を選択・提案をしてもらえるので、資金調達の効率化が可能になります。
また、事業拡大のために投資家や銀行の融資を申込むも、あえなく撃沈してしまった場合、投資家や銀行から資金調達できるだけの事業計画書の作成や、財務改善に向けたプロの意見が欲しくなるでしょう。
経営者自身が資金調達をおこなうには、投資家・金融機関との打ち合わせ、事業計画やその他資料の作成などを全て1人でおこなう必要があり、確実に本業の活動に制限・支障が出てきてしまうものです。
しかし、CFO代行サービスにそれ等の業務を依頼することで、助言をもらえることはもちろん、実務自体も巻き取ってもらえるので、経営者の時間・労力を大幅に削減することができます。
資金調達経験が豊富なCFOのプロが資金調達を巻き取るので、資金調達の可能性も大きく向上するでしょう。
活用事例3. M&Aの検討をし始めた
会社を飛躍的に成長させるため、M&Aの検討をし始めたタイミングでCFOを探し始めるケースも散見されます。「なるべくであれば、CFOを雇用せずにM&Aをガンガン進めたい!」と考える経営者は多いのですが、M&Aはかなり難しい成長戦略のひとつのため、CFOが重宝されます。
DD(デューデリジェンス)や、買収後のPMI(買収後の統合プロセス)を適切に進められるかに不安を感じる経営者は、M&Aに関する専門知識と経験を持つCFOに、プロセス全体を支援してもらいつつ、リスクを最小限に抑えたいと考えるのです。
しかし現在は、CFOを探し始めてすぐに採用することが難しため、M&Aの期間だけCFO代行サービスを活用する事例が増えています。
活用事例4. 経営の意思決定をより確実にしたい
孤独な経営者の意思決定を「より確実に」「強固にする」ために、財務に強いCFOを採用したいというニーズは非常に多いです。
スタートアップ・ベンチャーに限らず、中小・中堅企業においても、経営者がこれまでの経験と勘に頼って経営をしていることは意外と多いものです。しかし、経営者自身もそんな「経験・勘任せ」「運任せ」の経営から脱却し、財務データや確実根拠に基づく論理的な経営判断ができるようになりたいと考え、CFOの採用を検討し始めるのです。
そんな時、CFOをイチから雇用するのではなく、CFO代行サービスを活用して経営状況の可視化・リアルタイム化、各種のKPI設定、財務分析に基づいた意思決定を支援を受けて、経営の意思決定をより確実に強固にしていくのです。
活用事例5. 人材採用の問題解消
CFO代行サービスは、「フルタイムCFOの採用ができない」という問題の解決にもつながります。
ベンチャー・中小企業が、フルタイムで動けるCFOを採用するには、以下のような課題をクリアする必要があります。
◆ フルタイムCFOを採用する課題
- 優秀なCFOを探し出す
- 魅力的なオファー(給与・ストックオプション)を提示する
- 自社にCFOが入社するまで説得する
- CFOに仕事を用意する
- 入社後も常時マネジメントや教育を施す
現在の日本では、優秀なCFOはすぐにどこかが採用してしまうため、CFO探しはかなりの時間とお金を要します。仮に、優秀なCFOがすぐに見つかった場合でも、高水準のオファーをする必要があり、経営の大きな負担になっているケースも少なくありません。
フルタイムよりも、CFO代行サービスを利用した方が、自社の状況に合わせてCFOを活用できるため、「コスト」「時間」「マネジメント」の負担を最小限に抑えることが可能になります。
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CFO代行サービスの「4つの選び方」
CFO代行サービスの選び方を把握しておくことで、自分の要望に合ったCFO代行サービスを選ぶことにもつながります。
失敗しないためのCFO代行サービスの選び方については、以下の通りです。
◆ CFO代行サービスの4つの選び方
- 信頼できるか
- 複数のCFO代行サービスを比較する
- 知名度より、「人柄」や「相性」を重視する
- 課題解決につながるか
CFO代行サービスは幅広くあるので、選び方を把握していないと利用してから後悔してしまうリスクが高くなります。それぞれの選び方について紹介していきますので、ご確認ください。
選び方1. 信頼できるかどうか
CFO代行サービスでは、在籍コンサルタントのスキルや経験、人柄などが成果に大きく影響するので、信頼できるCFO代行サービスを選ぶことが大切です。
信頼できるCFO代行サービスの特徴として、自社の抱えている課題に対して理解を示して、最適な提案や指導をおこなうなどが挙げられます。そのため、信頼できるCFO代行サービスを見つけるには、自社の課題を明確にすることが第一優先です。
選び方2. 複数のCFO代行サービスを比較する
複数のCFO代行サービスを比較する際には、以下の項目を確認するのがおすすめです。
◆ CFO代行サービスを比較する際に確認すべき項目
- 得意分野
- 強み
- 費用
- 無料相談の有無
- サポート内容
- アフターフォローの有無
自社の分野に合っているCFO代行サービスを選ぶことで、効率よく課題解決ができます。料金を比較する際には、自社の予算に合わせるだけでなく、多少料金が高くても実績が豊富で、品質が高いCFO代行サービスを選ぶようにしましょう。
選び方3. 知名度より、「人柄」や「相性」を重視する
財務を任せるCFO代行サービスには、決算書などを会社の中核情報を開示しながら中長期で並走してもらう必要があるため、経営者の方はついつい広告やブランディングが強い会社を選びがちです。実はココに落とし穴が待っています。
「見たことがある会社」に任せるのが安心だと思う経営者は多いのですが、「見たことがある会社=広告宣伝にお金を投下している会社」ことが多いのです。
広告宣伝にお金を大量に投下すると、当然ながら、月額顧問料の中にはお客様である経営者の方が支払う金額の中に「広告費のマージンがたっぷりと入っている」のです。そのため、「費用に見合わなかった」「期待外れだった」というお客様からの声が発生するのです。
CFO代行サービスに依頼する際には、知名度に惑わされず、事前にコンサルタントと面談をし「人柄」や「相性」を確かめることが非常に重要です。
また、できる限りで構わないので「口コミ」「評判」も事前に調べ、悪い口コミがないかを確認しておきましょう。
選び方4. 課題解決につながるか
CFO代行サービスを選ぶ際には、自社の抱えている課題解決につながるか見極めることも重要です。
企業によって抱えている課題は異なるので、CFO代行サービスの実績を確認して、自社の課題に似ている実績があるかを確認しましょう。
また、在籍しているコンサルタントとの相性の良さも早期の課いるサービス内容が異なるので、自社が求めているサービス以上が含まれていても、活用する機会がなく、サービス利用にかけるコストが無駄になってしまいます。
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CFO代行サービスの業務内容
CFO代行サービスの業務内容については、以下があります。
- 資金調達
- 財務戦略の立案・実行
- 財務の統括
CFO代行サービスによって独自のサービスやサポートも実施している場合も多いので、自社の解決したい課題とマッチしているCFO代行サービスを選ぶことも大切です。
業務内容1. 資金調達
資金調達では、企業の資金状態を把握して、事業計画に沿った資金調達を行う必要があるので、財務や会計などの高度な知識やスキルを持っている人材が求められます。
金融機関から融資を受ける場合には、資金計画や財務諸表などの作成をしなければならず、自社で全て担おうとすると、日々の業務に支障が出てしまうリスクがあります。
また、出資の場合は投資家を探さなければならず、交渉や投資契約書などのレビューも必要です。
そのため、CFO代行サービスを利用して、資金調達経験を持っている人材をスポット採用すれば、業務効率化はもちろん、人件費などのコストを抑えることにもつながります。
業務内容2. 財務戦略の立案・実行
企業は事業拡大をすればするほど、取引先が増えていき財務面が煩雑になっていくため、財務戦略を作成するのが重要になります。
CFO代行サービスでは、事業運営を円滑にするために、データ分析や経営陣とのコミュニケーションを踏まえて、財務戦略の立案・実行を行います。
高度な知識や経験を持っている人材にCFOを任せると、事業計画に基づいた財務戦略を立てられるようになるのです。
それにより、確かな根拠を元にしたコミュニケーションが取れ、業務の円滑化を図れます。
業務内容3. 財務の統括
CFOの業務は、内部統制や監査法人、証券会社の選定などの財務の統括を行います。
上場準備段階のベンチャー企業であれば、上場に伴う各種申請書類の作成や内部統制構築など求められる業務が増加するでしょう。
その場合、フルタイムのCFOを雇う必要がありますが、フルタイムのCFOの採用を進める準備段階として、CFO代行サービスを利用する企業も多くみられます。
CFO代行サービスを活用するメリット
CFO代行サービスを活用するメリットについては、以下があります。
- 本業に専念できる
- コストを抑えられる
- 適切なアドバイスを受けられる
CFO代行サービスは財務に関わるアドバイスや問題解決などのサポートを行っている以外にも、多くのメリットを得られる可能性があるのです。
それぞれのメリットについて紹介していきます。
メリット1. 本業に専念できる
CFO代行サービスを利用することによって、本業と併用してCFOの業務を行っていた経営陣でも、CFOに関わる業務を任せられるので、本業に専念できるというメリットがあります。
実際に、経営陣が抱えている業務は多くあり、本当に注力したい仕事の進捗が滞ってしまうケースは多くみられます。
CFOの業務として、具体的には以下のとおりです。
- 業績向上に向けた施策の立案・実行
- 経営戦略を練る
- 財務諸表の整理
高度な知識やスキルを持っているCFO代行サービスを利用すれば、クライアント企業の事業成長に直結する可能性があります。
メリット2. コストを抑えられる
自社でCFOを雇用する場合には、最低でも年間で1,000万円以上のコストがかかってしまいます。
しかし、CFO代行サービスを利用すれば、必要な期間、必要な業務のみを委託できるので、コストを大幅に抑えられるでしょう。
CFOを雇用する前提で利用するケースでも、自社にノウハウを蓄積できるというメリットも挙げられます。
メリット3. 適切なアドバイスを受けられる
優秀なCFO代行サービスを利用すれば、自社が抱えている問題や課題に対して、適切なアドバイスが受けられます。
資金調達や資金計画などの実務も、CFO代行サービスに依頼できます。
例として、以下のようなケースでも適切なアドバイスを受けることが可能です。
- M&A
- IPO
それぞれのケースについて解説していきます。
M&A
M&Aとは、企業の合併・買収のことで、2つ以上の企業が一つになったり、他社を買収したりすることです。
実際に、M&Aをおこなうには株式譲渡や事業譲渡、組織再編などの税金の知識や&M&Aの手法などの知識が必要不可欠であるため、CFO代行サービスを利用すれば、効率よくM&Aを行えるでしょう。
M&Aを検討している段階でも、CFO代行サービスに相談すれば、自社にとって最適な方法を提案してもらえます。
IPO
IPOとは、「Initial Public Offering」の略称で、新規に株式を公開することを指します。
自社でIPOをおこなうには、以下の項目を実施する必要があります。
- プロジェクトチーム設置
- IPOスケジュール設計
- 事業計画作成
- 予算管理
- 業務管理制度の整備
- 組織運営体制の設備
- 関係会社整備
- 特別利害関係取引解消
上記のように、IPOをおこなうには幅広い知識が求められ、綿密な計画を立てて準備を進めることが重要です。ベンチャー企業や中小企業では人材が限られているので、CFO代行サービスを利用して、IPOに必要な人材を確保しましょう。
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CFO代行サービスとは、「ファイナンスに詳しい、CFO/金融機関出身者を顧客先に派遣するサービス」
そもそもCFOとは、「Chief Financial Officer」の頭文字からとったもので、最高財務責任者のことを指し、企業における財務戦略の責任者です。
CFO代行サービスとは、CFOや金融機関での勤務経験があるコンサルタントをクライアント企業に派遣し、ファイナンス全般の業務を代行するサービスを指します。
クライアント企業の現状の課題抽出や分析、財務戦略の作成を行い、その財務戦略に沿った実務を実行するのが役割です。
日本の企業ではCFOを置くのは一般的ではありませんが、財務全体を統括するという存在は企業成長に有効に働くので、CFO代行サービスの需要が年々高まってきています。
CFO代行サービスに関する、よくある質問(Q&A)
財務コンサルティング会社に関する質問をまとめました。
どういった業種業態に強いのですか?
基本的に財務コンサルティング会社は、業種業態に特化してません。しかし、得意・不得意な業界があるのも事実です。そのため、自社と似たような実績があるかどうか確認をすることが大切です。
会社がどういった状況の時に相談するのが良いですか?
財務コンサルティングに相談した方がよい状況については、以下があります。
- 業績向上
- 社員教育
- コスト削減
上記以外にも、コンサルタントと話をすることで様々なアイデアや問題解決の方法が見えてくることもあるので、まずは無料相談をすることをおすすめします。
CFOが欲しいなら、CFO代行サービスの活用がおすすめ!おすすめサービスを比較して、費用対効果が高いサービスを賢く選択しよう!
今回は、「おすすめのCFO代行サービス6社」と「CFO代行サービスの活用事例」や「CFO代行サービスの選び方」についてご紹介しました。
CFO代行サービスを経営する筆者がオススメするCFO代行サービス会社は、下記6社です。
◆ 【厳選】おすすめのCFO代行サービス6社
※スマホでは、横にスライドできます>>
サービス名 | 2. デロイトトーマツコンサルティング | 3. KPMG | 4. AGSコンサルティング | 5. バルクアップコンサルティング | 6. 船井総合研究所 | |
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会社名 | (株)融資代行プロ | デロイトトーマツコンサルティング(合) | (株)KPMG | (株)AGSコンサルティング | バルクアップコンサルティング(株) | (株)船井総合研究所 |
費用 | 7万円~ / 月 | 個別見積もり (要問合せ) | 個別見積もり (要問合せ) | 個別見積もり (要問合せ) | 25~40万円 / 月 | 30万円~ / 月 |
契約期間 (最低) | 6ヶ月~ | 不明 (要問合せ) | 不明 (要問合せ) | 不明 (要問合せ) | 不明 (要問合せ) | 不明 (要問合せ) |
ターゲット企業 | 中小企業 中堅企業 スタートアップ ベンチャー企業 | 大企業 メガベンチャー企業 官公庁 | 大企業 メガベンチャー企業 官公庁 | 中堅企業 大企業 | ベンチャー企業 | 中小企業 中堅企業 |
サービス 範囲の広さ | 融資 エクイティ 事業計画書作成 補助金申請 等 | M&A 人材・組織改革 国際業務支援 等 | 国際業務支援 DX 組織改革 リスク対策 等 | 人事組織 M&A 国際業務支援 法務 等 | 書籍出版代行 事業計画書作成 等 | セミナー・研修 M&A Web広告運用 等 |
公式HP | 公式サイトへ > | 公式サイトへ > | 公式サイトへ > | 公式サイトへ > | 公式サイトへ > | 公式サイトへ > |
CFO代行サービスは、各サービスごとで得意分野・サポート内容が異なるので、可能であれば2~3社ほど比較をし、自社が抱えている課題が解決するかどうかを見極めることが大切です。
そのためにも、無料相談を実施しているCFO代行サービスをピックアップして、事前面談で相性を確認しておきましょう。ぜひ今回の記事を参考に、自社の要望に合ったCFO代行サービスを選んでください。
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