レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)で資金調達検討中の経営者の方は、以下のお悩みをお持ちなのではないでしょうか?
銀行融資・エクイティ以外の「別の資金調達方法」はないものか…
資金調達を調べていてレベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)を知ったけど、そもそもウチの会社に合っているのかな…?
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)は、他の資金調達方法と比べてどんなメリットがあるの?
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)とは、「将来、発生すると予測される売上」の一部を現金化して資金調達する手法です。比較的新しい資金調達手法ですが、「銀行融資が難しい」「株式の希薄化をしたくない」、そんなベンチャー・スタートアップ企業に向いている資金調達方法として、最近、注目が集まっています。
筆者は「中小企業の融資代行プロ」という成果報酬型の資金調達コンサルサービスで、これまで多くの会社の「資金調達」を成功させてきました。
著者プロフィール
- 資金調達コンサル会社「(株)融資代行プロ」創業者
- 財務・資金繰りコンサルティング「御社の社外CFO」創業者
- 経営コンサル会社「(株)Pro-D-use」創業者
- 中小企業の融資・補助金など資金調達支援の実績多数
これまでの支援実績
創業後スグの1人法人/売上300億の法人/個人事業主 等
資金調達額「100万円」〜「7億円」
あらゆる業界の資金調達 / 財務・資金繰りコンサル実績
本記事では、そんな資金調達のプロである筆者が、RBFについて以下の内容を丁寧に解説します。
▼ 本記事で解説すること
- レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)の基礎知識
→ 概要 / 種類 / 向いている企業 など - 他の資金調達方法との違い
→ 銀行融資 / エクイティ / ファクタリング / 補助金との違い - メリット・デメリット
- レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)を提供しているサービス
→ RBF by PAYTODAY/ Flex Capital / Yoii Fuel
銀行融資やエクイティ調達以外の資金調達を検討している経営者の方や、RBFを検討中の方はぜひ本記事をご参考ください。
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)とは、「将来の収益予測をもとに資金調達する方法」
まずは、レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)について、概要や種類、向いている企業の特徴を解説します。
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)は資金調達方法の一つ
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)とは、将来の収益予測をもとに資金を調達する方法です。簡単にいうと、将来発生すると予測される売上を現金化することで資金調達する方法のことです。
◆ RBFの仕組み
2020年4月の民法改正で、将来債権の譲渡性が明文化されたことにより、日本国内でもレベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)による資金調達事例の増加が期待されています。
◆「民法:第四節 債権の譲渡」
(将来債権の譲渡性)
第四百六十六条の六 債権の譲渡は、その意思表示の時に債権が現に発生していることを要しない。
2 債権が譲渡された場合において、その意思表示の時に債権が現に発生していないときは、譲受人は、発生した債権を当然に取得する。3 前項に規定する場合において、譲渡人が次条の規定による通知をし、又は債務者が同条の規定による承諾をした時(以下「対抗要件具備時」という。)までに譲渡制限の意思表示がされたときは、譲受人その他の第三者がそのことを知っていたものとみなして、第四百六十六条第三項(譲渡制限の意思表示がされた債権が預貯金債権の場合にあっては、前条第一項)の規定を適用する。
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)は、将来的な売上予測があれば売上実績のない企業でも資金調達できるのが特徴です。そのため、銀行融資を受けるのが難しい、シード期(起業前)、アーリー期(起業直後)のスタートアップ企業に向いている資金調達方法といえるでしょう。
また筆者の体感値では、「エクイティからエクイティの間」のつなぎ資金として活用される事例も多くなってきたと感じています。
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)の種類
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)で資金調達した企業は、調達先の業者に対して毎月支払いを行います。支払い方法は、「定額型」と「変動受取型」の2種類に分けられます。
◆ 2種類の支払い方法
支払い方法 | 特徴 |
---|---|
定額型 | ・毎月一定額を支払う ・資金繰りの予測が立てやすい ・売上が増えると支払いの負担が減る |
変動受取型 | ・売上に応じた金額を毎月支払う ・資金繰りは読みづらくなる ・売上が増えると返済額も増えるが、返済期間は短くなる |
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)を検討する際は、上記特徴を理解したうえで、自社に合った支払い方法を選びましょう。
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)が向いている企業・業種
現場で日々、資金調達の支援をしている筆者が感じる、「レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)が向いている企業・業種」は、次のとおりです。
◆ 筆者が感じる「RBFが向いている企業・業種」
- サブスクリプション型ビジネス
- SaaSビジネス
- D2Cビジネス
- ECビジネス
- スタートアップ企業
- 銀行融資・株式による資金調達が難しい企業
- 短期間で資金調達したい企業
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)は、将来発生する予定の売上を現金化して資金調達します。そのため、売上の予測が立てやすいサブスクリプション型のビジネスやSaaSビジネス、D2Cビジネスでの資金調達にオススメです。
言い換えると「収益モデルが確立している場合」「継続的な収益が見込める場合」にはリスクが低く、適した資金調達手法であると筆者は考えます。
また、従来よりも資金調達スピードが早く、柔軟に返済方法を選べることから、短期間で資金調達したい企業やスタートアップ企業にも向いているといえます。
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)と他の資金調達方法との違い
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)は比較的新しい資金調達方法のため、従来の資金調達方法との違いがわからない方もいるでしょう。RBFと従来の資金調達方法には、次のような違いがあります。
◆ RBFと他の資金調達方法との違い
資金調達方法 | RBFとの違い |
---|---|
方法1. 銀行融資 | ・金利は安い(1~3%前後) ・調達まで1~2ヶ月かかる ・(ほとんどの場合)経営者を提供する必要あり |
方法2. ファクタリング | ・売掛債権がないと調達不可 ・手数料が高い(10~15% / 1回) ・1~2ヶ月で一括返済 |
方法3. エクイティファイナンス | ・返済の必要なし ・株式は希薄化する ・経営に口出しされる |
方法4. 補助金 | ・返済の必要なし ・支払い先行かつ、着金まで時間がかかる(6ヶ月~1年) ・書類準備や審査が難しい ・申し込み期間が限られている |
RBFとそれぞれの資金調達方法との違いについて、以下で詳しく見ていきましょう。なお、以下の記事では「さまざまな資金調達方法」について網羅的に解説しています。あわせてご覧ください。
方法1.銀行融資との違い
RBFと銀行融資の違いは、「資金調達までのスピード」と「担保・保証人の有無」です。
銀行融資は決算書や事業実態、事業計画などさまざまな審査項目があるため、審査には3週間~2ヵ月程度かかります。一方、RBFは将来の売上が主な審査項目となるため提出書類が少なく、場合によっては1週間以内での資金調達も可能です。
また、銀行融資では担保や保証人を必要とするケースが多いのに対し、RBFは担保や保証人なしで利用できます。
以下の記事では、「銀行融資審査」について詳しく解説しています。銀行融資を検討している方は参考になる内容なので、必ずご確認ください。
方法2.ファクタリングとの違い
RBFとファクタリングの違いは、「対象とする債権」と「返済期間」「手数料率」です。
ファクタリングは「すでに発行している債権をファクタリング会社に売却して現金化」します。一方、RBFは将来債権を対象とし、「将来発生すると予測される売上を担保にして現金化」するサービスです。そのため、手元に債権がなければ利用できないファクタリングに対し、RBFは自由度が高い資金調達方法だといえるでしょう。
また、返済期間にも違いがあり、ファクタリングは基本的に1~2ヵ月後に一括返済する必要がありますが、RBFは6~12ヵ月程度の間に分割返済します。その上で、ファクタリングは「1回ごとに手数料が発生する(年率換算で120%になることも)」のに対して、RBFは「年率3~10%の手数料」となるため比較的リーズナブルです。
なお、以下の記事では「おすすめのファクタリング会社」について詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
方法3.エクイティファイナンスとの違い
RBFとエクイティファイナンスとの違いは、「返済義務」と「株式発行の有無」です。
エクイティファイナンスは、VC(ベンチャーキャピタル)やエンジェル投資家などに株式を新規発行して資金調達する方法を指します。そのため、返済義務はありません。ただし新規株式を発行すると、株式が希薄化(1株あたりの価値が減少する)したり、株主となった投資家から経営に口出しされる可能性があります。
一方、RBFは株式を発行しないため、株式の希薄化や経営に口出しされるリスクなく利用できるのが特徴です。
なお以下の記事では、「エクイティファイナンス」について網羅的に解説しています。あわせてご覧ください。
方法4.補助金との違い
RBFと補助金の違いは、「返済の有無」と「資金調達できるタイミング」です。
補助金は、国や自治体から給付という形で資金を調達します。返済義務がなく、条件を満たせば利用できるため、資金調達で悩む企業にとって魅力的な選択肢といえるでしょう。
ただし、補助金は基本的に後払いです。また、申請してから実際に資金調達できるまでにかなりの時間を要するため、すぐに資金調達したい企業には不向きといえます。
一方RBFは、返済する必要はあるものの、スピーディーな資金調達が可能です。そのため、すぐに必要な資金はRBFで調達し、後から振り込まれる補助金をRBFの返済に充てるなど、組み合わせて利用するのもよいでしょう。
以下の記事では「補助金・助成金」による資金調達について詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)の4つのメリット
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)には、以下4つのメリットがあります。
◆ RBFの4つのメリット
メリット |
---|
メリット1. 短期間で資金調達できる メリット2. 利益が安定していなくても利用できる メリット3. 株式の希薄化がない(既存株主の株価が守られる) メリット4. 個人保証や担保が不要 |
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
メリット1. 短期間で資金調達できる
RBFの大きなメリットは、短期間で資金調達できる点です。RBFは、銀行融資やエクイティファイナンスに比べて審査に必要な書類が少ないのが特徴です。
例えば銀行融資の場合は、返済能力や信用力を審査するために決算書や試算表、資金繰り表など多くの書類が必要です。そのため、特に新しく融資を受ける場合や、高額な融資を受ける場合には、審査に3ヵ月以上かかるケースも多々あります。
一方RBFは、直近の決算書や基本的な事業情報など少ない書類でも審査ができるため、審査にかかる時間が短くなります。また、オンラインで完結することも多く、最短数日での資金調達も可能です。
メリット2. 利益が安定していなくても利用できる
利益が安定していなくても利用できるのも、RBFのメリットの一つです。
銀行融資は利益が厳しく見られるため、赤字の場合は融資を受けるのが難しくなります。一方、RBFは利益だけでなく、事業の将来性や成長性も判断材料となります。利益よりも「粗利率」「売上高」が重要視される傾向があります。
そのため、事業計画書や直近の売上データによって事業の将来性をしっかり示せば、赤字企業や利益が不安定な企業でも審査に通る可能性があります。
また、RBFには「定額型」と「変動受取型」の2つの返済方法があるため、業績の変動にあわせて無理なく返済できます。
メリット3. 株式の希薄化がない(既存株主の株価が守られる)
株式が希薄化されないのも、RBFを利用するメリットです。
エクイティファイナンスは多額の資金調達が可能ですが、新規株式を発行することで既存株主の持株比率が下がって(株式が希薄化する)しまいます。
その結果、既存株主から反発されたり、経営者の持株が少なくなって経営の自由度が下がったりする恐れがあるでしょう。
一方、RBFは株式を発行しないため、経営者や既存株主の持株比率を下げることなく資金調達できます。
メリット4. 個人保証や担保が不要
RBFは、個人保証や担保が不要です。
銀行融資では、倒産や経営破綻によるリスクを軽減するため、基本的に経営者による個人保証や担保を求められます。しかし、スタートアップ企業など設立して間もない企業は、担保の提供が難しい場合もあるでしょう。
その点、RBFは個人保証や担保が不要のため、担保を用意できない企業でも利用しやすい資金調達方法といえます。
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)の2つのデメリット
一方、レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)には次のようなデメリットもあります。
◆ RBFの2つのデメリット
デメリット |
---|
デメリット1. 売上規模によっては希望額を調達できない デメリット2. 銀行融資より手数料が高い(傾向がある) |
メリットだけでなく、デメリットについても理解したうえでRBFの利用を検討しましょう。
デメリット1. 売上規模によっては希望額を調達できない
RBFは過去の売上データを参考にして将来の売上を予測し、調達可能額を決定します。そのため、利益が不安定な企業でも利用できるとはいえ、売上実績がなければそもそも利用できません。
また、季節や景気変動などによって売上が大きく変動するビジネスにも注意が必要です。これらのビジネスは将来の売上予測が立てにくいため、売上実績があっても希望金額を調達できない可能性が高いです。
デメリット2. 銀行融資より手数料が高い(傾向がある)
RBFの手数料は、一般的な銀行融資の金利に比べて高い傾向があり、安易に利用しすぎると返済額がふくらみ、資金繰りが悪化する可能性があります。そのため、はじめからRBFを利用するのではなく、まずは金利の低い銀行融資や日本政策金融公庫の融資などを優先的に検討しましょう。
なお、「日本政策金融公庫の融資」について詳しく知りたい方は、下記の記事が参考になるので必ず確認しておきましょう。
【筆者が推奨する】レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)を提供している3つのサービス
ここからは、筆者が推奨するレベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)を提供している3つのサービスを紹介します。比較表は以下5つのポイントで作成していますので、サービスを検討する際の参考にしてください。
◆ RBF提供サービスの5つの比較ポイント
- 調達できる金額
- 手数料
- 審査期間
- 返済期間
- 用途
◆おすすめのRBF提供サービス3選
※比較表は横にスライドできます>>
サービス提供会社 | 1. RBF by PAYTODAY | 2. Flex Capital | 3. Yoii Fuel |
---|---|---|---|
調達金額 | 記載なし | 100~5,000万円 | 数百万円~数億円 |
手数料 | 3~12% | 5~12% | 3~15% |
審査期間 | 最短1日 | 最大2週間 | 最短4営業日 |
返済期間 | 3~6カ月 | 6~12カ月 | 1~12カ月 |
用途 | 記載なし | 運転資金全般 | 制限なし |
公式HP | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> |
それぞれのサービスについて、詳しく見ていきましょう。
なお、「どのサービスを選べばいいかわからない」「そもそも自社にRBFが向いているのかわからない」という方は、資金調達に強い専門家に相談するのがオススメです。筆者が経営する中小企業の融資代行プロは、「元銀行員」や「現役・元投資銀行職員」など、経験豊富な資金調達のプロが財務のさまざまな悩みを伴走支援します。
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)を検討している方はもちろん、資金調達でお困りの方はお気軽に無料資金調達(融資)相談の申込みからご相談ください。
\自社にあった資金調達を支援して欲しいなら‼/
「日本政策金融公庫」や「銀行」、「信用金庫」、「商工中金」からの資金調達は、知識・経験なく「何となく」で進めると必ず失敗します。資金調達の成功には、金融機関の幅広い知見と一定のノウハウが欠かせません。
中小企業の融資代行プロは「成果報酬型1%~」で資金調達をコンサル・代行するサービスです。これまで2,300件以上の資金調達の相談を受け、「200万円〜7億円」「多様な資金調達」で、多くの実績を挙げてきました。
そんな私たちに、無料相談をしてみませんか?詳細は下記ページをご覧ください。
「成果報酬型」資金調達コンサルの詳細はコチラ>
\「資金」も「気持ち」もグッと楽になる!! /
※【毎日 限定3名まで!!】
サービス1. RBF by PAYTODAY(ペイトゥデイ)
- 初期費用・月額費用は無料
- 審査期間が最短1日!
- 手数料は格安3~12%
- 返済期間は~6ヶ月まで
◆RBF by PAYTODAYの特徴
- 審査期間が最短1日〜のスピード審査
- 初期費用・月額費用が無料
- 調達金額・資金使途は要相談
RBF by PAYTODAY
審査期間が最短1日と早く、初期費用¥0のためスピーディーに資金調達できます。調達できる金額や資金使途は公式HPに記載されていないため、詳しくは以下の公式HPからお問い合わせください。
会社概要
RBF by PAYTODAY | |
---|---|
社名 | Dual Life Partners株式会社 |
本社 | 東京都港区南青山2-2-6 ラセーナ南青山7F |
設立 | 平成28年4月 |
資本金 | 1,000万円 |
代表者 | 代表取締役 矢野 名都子 |
従業員数 | 不明 |
宅地建物取引業者免許 | 東京都知事(2)第99415号 |
サービス2. Flex Capital(フレックス キャピタル)
- 審査がとても柔軟
- 審査資料の提出は簡易的でOK
- 返済期間は6~12ヶ月と長め
- 審査期間が2週間前後
◆ Flex Capitalの特徴
- スタートアップに寄り添った柔軟な審査が可能
- 資料提出完了まで最短30分の気軽さ
- 審査結果が出るまでは2週間
Flex Capitalは、スタートアップに特化した資金調達サービスです。決算書だけでなく、売上の伸びや経営の改善状況も考慮して審査を行うため、利益が安定していないスタートアップ企業でも利用しやすいでしょう。
ただし、審査結果が出るまでには最長2週間かかります。即日の資金調達を希望している場合は、詳しい審査期間について事前に問い合わせることをオススメします。
なお、筆者はFlex Capital社内の人と繋がりがございますので、もしFlex Capitalにご興味のある方は、以下からお問い合わせいただければ、責任者の方に繋げることが可能です。
※備考欄には必ず、「Flex Capitalの相談希望」とご記載ください
会社概要
Flex Capital | |
---|---|
社名 | 株式会社Fivot |
本社 | 東京都港区虎ノ門3-8-21 虎ノ門33森ビル |
設立 | 令和元年10月 |
資本金 | 1,000万円 |
代表者 | 代表取締役 安部 匠悟 |
従業員数 | 17名(業務委託メンバー含め30名) |
貸金業登録番号 | 東京都知事(2)第31827号 |
サービス3. Yoii Fuel(ヨイ フューエル)
- 数億円クラスの調達も可能
- 審査は4日と比較的早い
- 資金使途に制限はなし
- 法人限定
◆Yoii Fuelの特徴
- 数億円の大口での調達も可能
- 資金使途に制限がない
- 利用できるのは法人のみ
Yoii Fuelは、株式会社Yoii | Yoii Inc.が運営するサービスです。数億円の大口調達にも対応しているため、多額の資金を必要としているものの「株式を希薄化したくない」「担保や保証人をつけたくない」という方に向いています。
また、RBF特化の日本初のファンド「Yoii RBFファンド」を設立しており、本事業に対してコミットメントしている姿勢が伺えることも特徴です。
参考> レベニュー・ベースド・ファイナンスのYoii、三菱UFJ信託銀行等からの出資を受けて日本初のRBFファンドを設立
ただし、法人専用サービスのため、個人事業主は利用できない点に注意してください。
なお、筆者はYoii Fuel社内の人と繋がりがございますので、もしYoii Fuelにご興味のある方は、以下からお問い合わせいただければ、責任者の方に繋げることも可能です。
※備考欄には必ず、「Yoii Fuelの相談希望」とご記載ください
会社概要
Yoii Fuel | |
---|---|
社名 | 株式会社Yoii |
本社 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-16-12 第一FMGビル |
設立 | 令和3年4月 |
資本金 | 14億938万円(資本準備金含む) |
代表者 | 代表取締役 宇野 雅晴 |
従業員数 | 18名 |
会社HP:https://yoii.jp/
なお、「どのサービスを選べばいいかわからない」「そもそも自社にRBFが向いているのかわからない」という方は、資金調達に強い専門家に相談するのがオススメです。筆者が経営する中小企業の融資代行プロは、「元銀行員」や「現役・元投資銀行職員」など、経験豊富な資金調達のプロが財務のさまざまな悩みを伴走支援します。
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)を検討している方はもちろん、資金調達でお困りの方はお気軽に無料資金調達(融資)相談の申込みからご相談ください。
\自社にあった資金調達を支援して欲しいなら‼/
「日本政策金融公庫」や「銀行」、「信用金庫」、「商工中金」からの資金調達は、知識・経験なく「何となく」で進めると必ず失敗します。資金調達の成功には、金融機関の幅広い知見と一定のノウハウが欠かせません。
中小企業の融資代行プロは「成果報酬型1%~」で資金調達をコンサル・代行するサービスです。これまで2,300件以上の資金調達の相談を受け、「200万円〜7億円」「多様な資金調達」で、多くの実績を挙げてきました。
そんな私たちに、無料相談をしてみませんか?詳細は下記ページをご覧ください。
「成果報酬型」資金調達コンサルの詳細はコチラ>
\「資金」も「気持ち」もグッと楽になる!! /
※【毎日 限定3名まで!!】
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)を使った資金調達の「2つの成功事例」
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)を使った、ベンチャー企業の成功事例を以下2つ紹介します。
- 事例1. FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)
- 事例2. Xbit(クロスビット)
それぞれの事例について、詳しく解説していきます。
成功事例1. 売上連動型資金調達で、成長を加速 – FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)
FABRIC TOKYOは、「Lifestyle Design for All」をミッションに掲げる、オンラインを軸としたカスタムオーダーのビジネスウェアビジネスを展開する企業です。従来のオーダーメイドウェアの煩雑さを解消し、手軽に、そして自分らしい一着を求める顧客のニーズに応えています。
FABRIC TOKYOは、カスタムオーダー事業の成長に伴い、売上拡大に伴う「在庫確保」という課題に直面していました。従来の融資では、担保が必要となり、スピーディーな資金調達は困難。株式調達では、経営権の希薄化が懸念されました。そこで同社が選択したのが、売上連動型のレベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)です。
RBFの導入により、事業の成長スピードに合わせた柔軟な資金調達が可能に。また、担保や株式の放出が不要なため、経営の自由度を保ちながら、迅速かつ必要な資金調達が可能になり、新規顧客獲得や新サービス開発といった、更なる成長戦略にも積極的に投資できるようになりました。
FABRIC TOKYOの事例は、RBFが、成長フェーズのベンチャー企業にとって、いかに有効な資金調達手段であるかを示しています。
成功事例2. 時価総額を意識した資金調達戦略 – Xbit(クロスビット)
Xbitは、シフト管理の支援SaaS事業を展開する企業です。同社は、事業成長に伴い、マーケティング投資や人材採用といった事業拡大のための資金ニーズが高まっていました。VCからの株式調達も検討をしていたのですが、戦略的にVCからの調達時期を後ろ倒しにしたい狙いがありました。ただし、VCからの資金調達を遅らせると、キャッシュが枯渇するというジレンマに陥っていました。
VCからの資金調達を後ろ倒しにする狙い
VCから資金調達では、一般的には売上規模が大きいほどバリュエーションが上がり、成長企業側が有利になります。そのため、なるべく「自己資金」「借入」などで売上を大きく作ることを目指します。
そこで同社が選択したのが、株式の希薄化が起こらず、銀行融資よりも柔軟な審査が期待できる「レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)」でした。
導入当初は、「手数料の高さ」が懸念事項に上がっていたようですが、資金調達の時期を遅らせ、バリュエーションを引き上げられることで、調達金額を大きくできる自信があったために、手数料は必要なコストと判断したようです。
確かに筆者の経験でも、成長企業は数ヶ月で時価総額が数十%上がるといった事例はよく聞く話なため、非常に合理的な考え方でRBFを選択されたなと感じました。
Xbitの事例では、成長企業がRBFを合理的に活用することで、時価総額を大きくすることできることに寄与できることが感じ取れるはずです。
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)についてよくある質問
最後に、レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)についてよくある質問をまとめました。
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)を活用し、資金調達を成功させよう!
本記事では、レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)について、概要や他の資金調達方法との違い、メリット・デメリットを解説しました。
RBFは将来的に発生する予測売上において、その一部を現金化して資金調達する方法です。「株式が希薄化しない」「融資スピードが早い」「担保・保証人が不要」といった点から、スタートアップ企業を中心に注目が集まっています。
比較的新しい資金調達方法のため、レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)を検討する際は、以下のような運用実績のあるサービスを活用するのがおすすめです。ぜひ資金調達の選択肢の1つとして、検討してください。
◆おすすめのRBF提供サービス3選
※比較表は横にスライドできます>>
サービス提供会社 | 1. RBF by PAYTODAY | 2. Flex Capital | 3. Yoii Fuel |
---|---|---|---|
調達金額 | 記載なし | 100~5,000万円 | 数百万円~数億円 |
手数料 | 3~12% | 5~12% | 3~15% |
審査期間 | 最短1日 | 最大2週間 | 最短4営業日 |
返済期間 | 3~6カ月 | 6~12カ月 | 1~12カ月 |
用途 | 記載なし | 運転資金全般 | 制限なし |
公式HP | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> |