法人の銀行融資の流れ〜審査通過のポイントを【プロが解説】

法人融資の流れから、審査通過のポイント

法人経営者であれば、銀行融資は非常に重要な経営スキルです。一方で、銀行融資に苦手意識を持つ経営者も多いため、以下のような疑問やお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

中小企業経営者A

スムーズに銀行融資を進めるために、流れや審査のポイントを押さえておきたい

中小企業経営者B

銀行融資、面倒くさそう…。審査期間はどれくらいで、必要書類はなんだろう?

中小企業経営者C

銀行融資の種類が多すぎて、どれが自社にあっているかわからない…

中小・中堅企業にとって、銀行融資はとても身近なな資金調達手法です。一方で、審査のプロセスが不明瞭で、かつ審査が保守的であるため、銀行融資に強い苦手意識を持つ経営者も多いと、筆者は強く感じています。

結論、これから解説する以下の「銀行融資の流れ・ステップ審査のポイント」を押さえておくことで、法人の銀行融資はグッと進めやすくなります。

銀行融資の「流れ」と「審査ポイント」

▼銀行融資の流れ・ステップ

  • ステップ1.銀行に融資相談をする
  • ステップ2.必要書類を準備する
  • ステップ3.申し込み・面談
  • ステップ4.審査・契約

▼銀行融資の審査ポイント

  • ポイント1. 財務状況の健全性をアピールする
  • ポイント2. 事業計画書・資金繰り表を丁寧に作成する
  • ポイント3. 銀行融資に強いコンサルタントに支援してもらう

筆者は「中小企業の融資代行プロ」という、成果報酬型の融資コンサル会社を経営しており、これまでに多くの中小・中堅企業の資金調達を成功させてきました。

記事の筆者
「岡島光太郎」の写真

著者プロフィール

これまでの支援実績
創業前後の法人売上300億の法人
1人法人〜個人事業主
調達額「200万円」〜「9.5億円」
多業界の資金調達 / 財務コンサル実績

本記事では、そんな資金調達のプロである筆者が、銀行融資について以下の内容を丁寧に解説します。

▼ 本記事でわかること
  • 法人の銀行融資の流れ
  • 銀行融資の審査に通るためのポイント
  • 銀行融資の種類
  • 銀行融資以外の資金調達方法

銀行融資での資金調達を検討している経営者の方、好条件で銀行融資を受けたい方はぜひ、本記事を参考にしてください。

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目次

法人が銀行融資を受ける流れ【4ステップ】

まずは、法人が銀行融資を受ける流れを【4ステップ】で紹介します。

法人が銀行融資を受ける【4ステップ】

  • ステップ1.銀行に融資相談をする
  • ステップ2.必要書類を準備する
  • ステップ3.申し込み・面談
  • ステップ4.審査・契約

それでは、それぞれのステップを詳しく解説していきます。

ステップ1. 銀行に融資相談をする

法人の銀行融資でまず最初にやることは、銀行に融資の相談をすることです。銀行に相談するには、以下2つの選択肢があり、どちらを選択するかで進め方が変わります。

▼銀行に融資相談する2つの方法
  • 方法1.営業担当に連絡を取る
  • 方法2.銀行の担当者を紹介してもらう

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

方法1. 営業担当に連絡を取る

融資を受けたい金融機関が決まっており、すでにその金融機関の法人口座の開設が済んでいる場合や、すでに融資取引がある場合は、すでにあなたの会社に営業担当(渉外担当という金融機関もあります)がいるはずなので、あなたの会社の営業担当に連絡を取りましょう。

営業担当から電話、もしくは面談で以下のような項目をヒアリングされるので、事前に準備しておきましょう。

一般的に営業担当から聞かれること
  • 資金使途(何に使うのか)
  • 融資の希望額
  • 希望額の根拠
  • 融資の希望時期
  • その他、希望条件(金利や返済期間など)

方法2. 銀行の担当者を紹介をしてもらう

もしも、まだ口座開設も済んでいないケースであれば、「知り合いの経営者」や「顧問税理士」、「商工会議所」などから紹介して繋いでもらうのがおすすめです。

銀行は一般的に、一般顧客から預金を預かり、そのお金を融資しています。そのため、大切な預金を、お取引が深まっていない「一見(いちげん)さん」に対して、簡単には融資できないという組織になっています。

そのため、飛び込みで銀行の「融資相談窓口」に行っても、ほんどの場合は警戒されて、融資を受けることはできません。仮に事前に電話でアポを取ったとしても、これまでに取引のない会社は相手にされない場合が多いでしょう。

融資相談窓口にいるスタッフは、法人融資の営業担当ではなく、「融資係」と呼ばれる担当者が配置されています。融資係は、融資のリスクを判断するのが仕事の人たちです。そのため、融資をしても評価はされず、事前にリスクのある顧客をお断りすることがメインの仕事になります。

一方で、知り合いの経営者や税理士から紹介をしてもらうことで、営業担当も付き、紹介してくれた人の信用力で融資相談にも乗ってもらうことが可能になります。

ステップ2. 必要書類を準備する

融資の相談後は、銀行からの指示に従い必要書類を準備します。主に必要となる書類は以下のとおりです。

銀行融資を受けるための必要書類一覧
  • 商業登記簿の謄本
  • 事業計画書
  • 決算書
  • 試算表
  • 借入状況一覧表
  • 納税証明書
  • 資金繰り表
  • 確定申告書
  • 印鑑証明書
  • 資金使途明細など

必要書類は、金融機関によっても異なりますし、融資の種類や資金使途によっても異なります。そのため、相談の際に必ず銀行の担当者へ確認してください。

以下記事では、「銀行融資で必要な書類や審査の流れ」を詳しく解説しています。融資を検討している方は、必ずご確認ください。

ステップ3. 申し込み・面談

必要書類が準備できたら、融資申込書とともに銀行の窓口へ提出しましょう。

書類などの提出が終わったら、次は金融機関の担当者との面談です。あなたの会社の事務所に銀行担当者が訪問するケースもありますので、事前にどこで面談をするのかを確認しておくと良いでしょう。

ちなみに、筆者が融資のご支援をしている経験では、面談では主に以下のような質問をされることが多いです。

銀行融資の審査で聞かれることの多い質問
  • 創業の動機や理由
  • 事業経験の詳細や創業者の強み
  • 事業の具体的な内容と業務の流れ
  • 事業のターゲット層
  • 通帳の入出金内容の確認
  • クレジットやカードローンなどの残高
  • 他金融機関からの融資の有無や融資条件

上記の質問リストは最低限答えられるよう、事前に準備しておくと良いでしょう。

なお、銀行融資の審査の通過率を上げる方法やコツについては、以下の記事が必ず役に立ちますので、興味のある方はご覧ください。

ステップ4. 審査・契約

申し込み後、提出書類をもとに銀行審査が行われ、審査に通ると契約・融資の実行の流れとなります。審査は、主に以下2つの評価によって行われます。

◆ 融資審査の2つの評価軸

  • 定量評価:提出書類をもとにした評価
  • 定性評価:経営者の人柄・事業の将来性などをもとにした評価

定量評価では、「決算書」が特に重視されます。どんな決算書に作り込むかによって審査難易度は大きく変化しますので、決算書は税理士に任せっきりにせず、経営者もしっかり関わっておきましょう

なお、「銀行が決算書で何を見ているのか?」がわからない方は、以下の記事が参考になりますので、必ず確認しておきましょう。

「定量評価」「定性評価」をもとに、企業は以下5つの債務者区分に振り分けられます。

銀行融資の審査結果(債務者区分)
  • 正常先
  • 要注意先
  • 破綻懸念先
  • 実質破綻先
  • 破綻先

好条件で融資を受けるには「正常先」の評価を受けることが必要です。融資が決定し契約の手続きが終わると、融資金が送金・入金されます。

なお、銀行から初めて融資を受ける際には、「銀行取引約定書」の締結が必要になります。

法人が銀行融資の審査に通過するための3つのポイント

法人が銀行融資の審査に通過するためのポイントは、次の3つです。

◆法人が銀行融資の審査に通過するための3つのポイント

  • ポイント1. 財務状況の健全性をアピールする
  • ポイント2. 事業計画書・資金繰り表を丁寧に作成する
  • ポイント3. 銀行融資に強いコンサルタントに支援してもらう

それぞれのポイントについて、以下で詳しく見ていきましょう。

ポイント1. 財務状況の健全性をアピールする

銀行融資の審査では、銀行側に「信頼できる会社だ」と認識してもらうことが大切です。なぜなら、銀行は融資した会社の経営状況が悪化し、返済が滞るリスクを避けたいと考えるからです。

そのためにも、売上を伸ばし、利益を出し、余計な節税をせずに現預金を増やし、利益剰余金を積み増すなどで、決算書からでも財務の健全性があることを示し、リスクが低い会社だとアピールしましょう。

ポイント2. 事業計画書・資金繰り表を丁寧に作成する

事業計画書・資金繰りを丁寧に作成することも大切です。実現性の高い事業計画・資金繰り表と、それに見合った返済計画があれば、銀行は安心して融資で資金支援ができます

ベンチャー企業やスタートアップ企業が融資を受ける場合、「売上が伸びてます!」これだけでは銀行に対するアピールとしてかなり弱いです。

そのため、資本規模の小さい会社の場合は特に、リスクの低い会社だとアピールするためにも、資金繰り表とあわせて細かい事業計画書を提出するとよいでしょう。

事業計画書は融資先の将来性を予測する重要な書類であるため、ベンチャー企業に限らずどの企業も丁寧に作成することが大切です。

なお、「事業計画書の作り方」や「資金繰り表の作り方」を知りたい方は、以下の記事をご参考ください。

ポイント3. 銀行融資に強いコンサルタントに支援してもらう

銀行融資に強いコンサルタントに支援してもらうことで、融資の成功確率を上げることができます

好条件で融資を受けるには、銀行など金融機関の事情に詳しくなる必要があります。また、申し込みには多くの書類を作成しなければなりません。

時間がない経営者が、本業と並行しつつ融資について学んだり、準備することは非常に難しいため、融資に詳しい専門家であるコンサルタントに頼ることが有効手段なのです。

中小企業の融資代行プロ」では、金融機関に10年以上在籍した「融資に詳しいコンサルタント」が多数在籍し、成果報酬1%~で融資の支援をしてくれます。「銀行融資を成功させたい」「プロの視点で銀行融資をサポートして欲しい」とお考えの方は、お気軽に無料の融資相談の申込みをしてください。

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【法人向け】6種類の銀行融資

法人におすすめの銀行融資は、次の6つです。

◆法人向け6種類の銀行融資

  • 種類1. プロパー融資
  • 種類2. 信用保証協会付融資
  • 種類3. 不動産担保融資
  • 種類4. 売掛金債権担保融資
  • 種類5. ビジネスローン
  • 種類6. カードローン

それぞれの銀行融資について、詳しく見ていきましょう。

種類1. プロパー融資

プロパー融資とは、銀行が企業に直接融資する方法です。次に紹介する「信用保証協会」の保証はないため、返済が滞った場合は金融機関が責任を負うため、金融機関側にとって「リスクが大きい融資」です。

銀行側のリスクが高い融資のため、他の融資方法に比べて審査が厳しく、信用度の高い企業でないと審査に通るのは難しいです。

一方で、プロパー融資には限度額がないため、審査に通れば大規模な資金調達が可能となります。

以下記事は、プロパー融資の審査条件や審査に通過するためのポイントを解説しています。プロパー融資を狙う経営者の方は、必ずご確認ください。

種類2. 信用保証協会付融資

信用保証協会付融資とは、信用保証協会が連帯保証人となって銀行と企業との間に入る融資です。

プロパー融資は信用性の高いごく一部の企業のための融資に対して、「信用保証協会付融資」は個人事業主や中小・零細企業、業績が悪い会社や創業前後の会社であっても融資が受けやすい融資です。

ただし、保証協会の利用には企業側が「保証料」や「追加の(軽微な)金利」を払う必要があります。また、保証協会と銀行とで融資審査を行うため、結果がでるまでに時間がかかる点にも注意が必要です。

なお、以下記事は信用保証協会の融資審査について詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

種類3. 不動産担保融資

不動産担保融資とは、土地や建物を担保に入れることで銀行から資金調達する方法です。

担保がある分、無担保の融資と比べて低金利かつ高額の借り入れができます。また、返済期間が長く設定できるのも特徴です。

ただし、審査では不動産の査定が必要となるため、融資までに時間がかかる傾向があります。また、返済ができなくなった場合は、担保に入れた不動産を差し押さえられるため、「早く資金調達したい方」「不動産を担保に出したくない方」には不向きです。

なお以下は、おすすめの不動産担保ローンを比較した記事になります。不動産担保ローンを検討する方は、ぜひ参考にしてください。

種類4. 売掛債権担保融資(ABL)

売掛債権担保融資(ABL)とは、売掛債権を担保にして銀行から資金調達する方法です。

不動産を担保にする必要がないため、不動産を所有していない企業でも融資を受けられる可能性があります。また、売掛債権を担保にすることで、売掛金の支払い前に資金調達できる点も魅力です。

ただし、取引先によっては売掛債権の担保提供を禁止している場合もあるため、事前に確認してから利用しましょう。

なお、「売掛債権担保融資(ABL)」について詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

種類5. ビジネスローン

銀行のビジネスローンとは、事業資金の借り入れを目的とする融資です。銀行系ビジネスローンの他、ノンバンク系なども取扱いがあります。

銀行のビジネスローンは、プロパー融資や信用保証協会付融資などに比べて審査が比較的やさしく、融資スピードも速いため、なるべく早く融資を受けたい方に向いています。ただし、プロパー融資や信用保証協会付融資などに比べて、金利が高く、借入可能額が少ない傾向がある点に注意しましょう。

なお、筆者がおすすめするビジネスローンについては以下の記事が参考になります。ビジネスローンを検討している方は、必ずご確認ください。

種類6. カードローン

カードローンも、無担保・無保証で借り入れられる融資です。カードローンを事業用ビジネスローンと比較したメリットは、カードローンは事業以外の目的でも資金を調達できる点です。ATMから借り入れできるため、時間や場所を問わずすぐに資金調達できる点が特徴です。

また、限度額の範囲内であれば何度でも借り入れできるのもメリットといえるでしょう。ただし、ビジネスローン同様、他の融資方法に比べて金利が高い傾向があり、さらには借入限度額も少額になるため、カードローンに頼りすぎず、計画的に利用することが大切です。

【法人向け】民間の銀行融資以外の3つの資金調達方法

民間の銀行融資以外の資金調達方法としては、以下があげられます。

◆法人向け民間の銀行融資以外の資金調達方法

  • 資金調達方法1.ノンバンク会社のビジネスローン
  • 資金調達方法2.日本政策金融公庫
  • 資金調達方法3.ファクタリング

銀行融資以外の資金調達方法にも興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

資金調達方法1. ノンバンク会社のビジネスローン

銀行だけでなく、信販会社や消費者金融といったノンバンクの会社でもビジネスローンを取り扱っています。

テレビや映画の影響で、ノンバンクと言うと「危険な会社」というイメージがついてしまっていますが、ノンバンクは、国や地方自治体の認可を取っている事業者しか営業ができないため、クリーンな営業会社です。
(※認可を取らずに営業している会社が、闇金といわれる会社です。)

ノンバンクのビジネスローンは、基本的に無担保・無保証人で申し込めるのが特徴です。また、銀行融資に比較して、「即日融資」など融資スピードが速く、 審査も優しい傾向があります。

一方で、その分金利が高い傾向がありますので、メリット・デメリットを比較して利用を検討するべきでしょう。

なお、資金調達のご支援が本業の筆者がおすすめするビジネスローンを比較した記事は以下になります。ビジネスローンを検討している方は、参考になる記事なので必ずご確認ください。

資金調達方法2. 日本政策金融公庫

日本政策金融公庫は、財務省が管轄する政府系の金融機関です。

創業期の企業や中小企業などの支援を目的としているため、民間の金融機関に比べて審査が柔軟であり、リスクのある融資の割には金利も低い傾向にあります。また、無担保・無保証人で受けられる融資が多いのも特徴です。

以下記事では、日本政策金融公庫の融資に通りやすくなるポイントを詳しく解説しています。日本政策金融公庫の融資をお考えの方は、ぜひご覧ください。

資金調達方法3. ファクタリング

ファクタリングとは、売掛債権をファクタリング会社に売却して資金調達する方法です。売掛債権を利用する点では、銀行融資の売掛債権担保融資と似ていますが、返済の有無が異なります。

売掛債権担保融資は融資のため、調達した資金を銀行に返済する必要があります。
一方、ファクタリングは売掛債権を売却するため、調達した資金の返済は必要ありません。

売掛債権があれば赤字企業でも利用できるほか、ファクタリング会社によっては即日の資金調達も可能です。そのため、赤字で銀行融資に通らない方や、スピーディーに資金調達したい方に向いています。

以下記事では、即日で資金調達が可能なファクタリング会社をまとめて比較しています。ファクタリングも検討している方は、ぜひご覧ください。

「法人の銀行融資」についてよくある質問

法人の銀行融資についてよくある質問を紹介します。同じような質問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

法人銀行融資の審査期間の目安は?

法人の銀行融資の審査期間目安は、銀行や申し込む会社の状況によって異なります。以下に、記事内で紹介した6つの銀行融資の審査期間目安をまとめました。

銀行融資の種類審査期間目安
プロパー融資初回:1〜2ヶ月程度以降:2~3週間程度
信用保証協会付融資3週間~1ヵ月程度
不動産担保融資3週間~2ヶ月程度
売掛債権担保融資1ヶ月程度
ビジネスローン当日~1週間程度
カードローン翌日~1週間程度

※上記期間はあくまで目安です。詳しい審査期間については、融資を受ける銀行にお問い合わせください。

法人の銀行融資審査は甘い?

筆者の経験上、法人の銀行融資の審査は甘くありません。銀行融資の知識・経験・コツがわからなければ、普通の経営者にとっては厳しく感じられるレベルにあるといえます。

条件や希望金額に合わせて厳格な審査が実施されていること、また、金融機関によっても審査の基準や内容が異なるため、普通の経営者が勉強しても理解することは難しいでしょう。

銀行融資に自信がない方は、弊社「中小企業の融資代行プロ」のような成果報酬型の融資の専門コンサル会社に支援してもらうことで、より成功確率を上げることが可能になるでしょう。

銀行融資の審査に通らない理由は?

銀行融資の審査に通らない主な理由は、次のとおりです。

◆銀行融資の審査に通らない理由
  • 決算書が赤字
  • 債務超過
  • 預貯金・利益剰余金がない
  • 税金・社会保険を滞納している
  • 信用情報に問題がある
  • 資金使途が不明瞭
  • 融資希望額が必要以上に多い
  • 返済計画に根拠がない

銀行は貸し倒れのリスクを防ぐために、「信用できる会社か」「返済が滞らないか」といった点を重視します。そのため、上記に当てはまる場合は貸し倒れのリスクが高いと判断され、融資に通りづらくなる可能性が高まります。

法人の銀行融資の借入限度額はいくらまで?

法人の銀行融資限度額は、融資方法や会社の状況などによって異なります。

一般論にはなりますが、規模の大きい金融機関になればなるほど、借入の限度額は大きくなり、規模が小さくなると限度額も小さくなります。また、あなたの会社の業績や財務状況によっても、限度額の枠は大きく変わります。

一方で、融資を受ける金融機関選びも非常に重要です。大きな金融機関であれば借入の限度額は大きくなりますが、規模の小さい会社は相手にしてもらえません。

そのため、自社が融資取引相手として適正かどうか?については、弊社「中小企業の融資代行プロ」のような専門家に相談をするか、融資を受けようとしている銀行・信用金庫に直接お問い合わせすると良いでしょう。

法人の銀行融資の金利相場は?

法人の銀行融資の金利相場は、地方銀行や都市銀行、ネット銀行など金融機関によって異なります。また、融資方法によっても金利はさまざまです。

例えば、プロパー融資の金利相場は1〜3.0%程度信用保証協会付融資は1.5〜3.0%程度(保証協会に別途0.1〜0.8%程度の保証料が必要)となっています。

しかし現代は、金利が非常に低く抑えられているため、借りる方がとても優遇されている時代だと筆者は感じます

法人の銀行融資の流れとポイントを知り、好条件で融資を受けよう!

本記事では、法人の銀行融資について、具体的な流れや融資の種類、審査に通るためのポイントを解説しました。

銀行融資では以下ポイントを押さえて活動しましょう。

法人が銀行融資の審査に通過するための3つのポイント

  • ポイント1. 財務状況の健全性をアピールする
  • ポイント2. 事業計画書・資金繰り表を丁寧に作成する
  • ポイント3. 銀行融資に強いコンサルタントに支援してもらう

銀行融資の審査では、「貸し倒れのリスクが低いか」が重視されます。そのため、財務状況の健全性をアピールしたり、事業計画書で返済計画や根拠を明確に示したりして、銀行からの信頼を勝ち取りましょう。

「自社だけで銀行融資の準備を進めるのが不安」「銀行融資を受けたい」という場合は、銀行融資に強いコンサル会社を頼るのも有効手段です。

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法人融資の流れから、審査通過のポイント

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