成功する「急ぎの資金調達ガイド」【失敗しない10手法と注意点も伝授】

資金調達(融資)を急ぎでおこなう方法

創業したり、会社を運営するうえで、急ぎで資金調達しなければならない場面もあります。例えば、

中小企業の経営者A

期日までに支払わなければならない請求書があるが、資金がない。

中小企業の経営者B

でも…取引先に経営難だと思われたくない。

こんなときには、銀行などの金融機関の審査(3週間〜2ヶ月)を待っていることもできないでしょう。

本記事では、すぐにお金を用意できる10の方法をご紹介します。

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岡島 光太郎

著者プロフィール

これまでの支援実績
個人事業主 / 創業後スグの1人法人 / 売上300億の法人
資金調達額「100万円」〜「5億円」
幅広い会社規模 / 資金調達額 / 資金調達手法を経験

この記事を読むことで、こんなことを実現できるようになります。

  • 急ぎの資金調達方法、10コの選択肢がわかる
  • 急いで資金調達する時の注意点がわかり、失敗をしにくくなる

銀行や日本政策金融公庫からの資金調達は、知識・経験もなしに「なんとなく」で進めると必ず失敗します。資金調達には金融機関の幅広い知見が必要で、成功には一定のノウハウが欠かせません。

「中小企業の融資代行プロ」は、成果報酬型で資金調達を支援するコンサルティング(代行)サービスです。これまで500件以上の資金調達のご相談を受けて「100万円〜5億円」「多様な資金調達方法」など、数多くの実績をあげてきました。

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目次

至急の資金調達方法、10個を紹介

至急の資金調達方法、10個を紹介

至急お金を作る必要が出てきたときに使える資金調達方法を10個、ご紹介します。

ご紹介する資金調達方法は、即日から10日程度でお金を用意できるものばかりです。お困りの際は、ぜひ検討してみてください。

1. ビジネスローンを利用する

ビジネスローンは、即日から2日以内にお金を用意できる方法です。カード会社、消費者金融などのノンバンクが提供しているものが多いです。

ビジネスローンは担保や保証人を用意する必要がなく、銀行の融資よりも気軽にお金を借りられます。

またビジネスローンの種類によっては、即日お金を借りられることもあります。必要とする書類が少ない、審査が比較的緩いなど、銀行の融資と比較すると調達ハードルが低いため、その点においてはメリットが多いです。

その分、デメリットとして金利が高いという点が挙げられます。のちのち無理なく返済できるのか、よく考えてから利用しましょう。
※また、ビジネスローンで資金調達していると銀行融資が受けずらくなるデメリットもあるので注意が必要です。

また、借りられる上限金額も銀行の融資と比較すると少額です。借りたい金額によっては、ビジネスローンでは足りないこともありますので、事前に確認しておきましょう。

2. 事業者ローンを利用する

お金が至急必要になったときに役立つのが、事業者ローンです。

経営者、個人事業者を対象にしたローンのことで、担保や保証人無しにお金を借りられます。銀行の融資と比較すると借りられる金額は少額ですが、銀行の融資の審査を待つ余裕がないというときに便利です。

また、カードローンは本来事業用の資金に使えませんし、カードローンを資金にする場合は立て替えて利用するのが一般的です。

しかし、この事業者ローンでは事業に使う資金を借りられます

立替などの手間がかからず、すぐに事業にお金を使えるという点が大きなメリットです。

デメリットとしては、銀行の融資と比較して金利が高めに設定されています。事業者ローンを取り扱っている会社は、貸し倒れなどのリスクも計算して金利を設定しています。
※また、事業者ローンで資金調達していると銀行融資が受けずらくなるデメリットもあるので注意が必要です。

そのため信用度も低くない、時間にも比較的余裕があるという方はむやみに事業者ローンを利用せず、他の方法を検討することもおすすめです。

3. 2社間ファクタリングを利用する

ファクタリングとは、経営者が持っている売掛債権をファクタリング会社が買い取る方法です。その後、取引先はファクタリング会社に支払いをします。即日から3日以内に現金を手にできます。

ファクタリングは融資・借金ではなく、債権売買契約です。そのため、金融機関から融資を受けられない、審査を待つ時間がないというときにも活用できます。

ファクタリングには、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがあります。

そのなかでも2社間ファクタリングは、取引先にファクタリング会社を利用していることを知られずに済みます

ファクタリング会社を利用していることが取引先に知れると、あの会社は経営難なのかもしれない、取引を続けたくないと思われてしまう可能性もあります。

そのため、この2社間ファクタリングを利用して取引先にバレずにお金を動かす方法はおすすめです。

しかし、後にご紹介する3社間ファクタリングよりも手数料が高いというデメリットもあります。売掛債権の10〜20%程度は手数料として差し引かれてしまいますので注意しましょう。
ファクタリングで資金調達していると銀行融資が受けずらくなるデメリットもあるので注意が必要です。

4. 3社間ファクタリングを利用する

3社間ファクタリングは、ファクタリング会社、ファクタリングを利用する会社、その会社と取引している会社の3社間で行われるファクタリングのことです。

売掛債権をファクタリング会社が買い取る際に、取引先にファクタリングを利用していることを通知しなければなりません。

そのため、取引先に現状お金がないことが発覚してしまうというデメリットがあります。
ファクタリングで資金調達していると銀行融資が受けずらくなるデメリットもあるので注意が必要です。

また、取引先に通知して同意を得なければならないので、その分売掛債権を買い取ってもらうまでに時間がかかります。

2社間ファクタリングの場合は即日から数日で現金化が可能ですが、3社間ファクタリングの場合は1週間から2週間かかると覚えておきましょう。

しかしメリットとして、2社間ファクタリングよりも手数料が安い、という点があります。だいたい、売掛債権の1〜5%が手数料となることが多いです。

時間的に余裕があり、少しでも手数料を減らしたいという場合はこの3社間ファクタリングを利用してもよいでしょう。

5. 不動産担保ローンを利用する

所有している土地、建物、マンションといった不動産を担保にするローンです。

金利が低く一度に高額の融資を受けられるという特徴があります。

どこの不動産担保ローンを利用するかによりますが、数千万円ほど融資が受けられるケースもあります。

不動産ローンは、信託銀行からノンバンク、消費者金融など多くの場所で提供されており、比較的利用しやすいです。ノンバンク系の不動産担保ローンの審査は早く、即日でお金を借りられる場合もあります。

しかし、書類の用意、審査によっては時間がかかることも。

それでも1週間以内に現金を手に出来ることが多いため、急いでいる方にはおすすめです。不動産の担保価値は非常に高いため、お金を借りやすいのです。

しかし不動産の価値だけでなく、利用者の信用力も必要になりますので、過去に何度も融資を受けている、返済していないローンがあるという場合は審査に落ちる可能性もあります。

返済できない場合は、不動産を失ってしまうというリスクもきちんと覚えておきましょう。

6. 手形割引を利用する

手形割引は、会社が所有している約束手形を手形割引会社や金融機関に買い取ってもらうという方法です。

取引先の支払期日までに買い取ってもらうことで、期日を待たずにお金を手にできます。

手形の額面をそのまま買い取ってもらえるわけではなく、期日までの利息、手数料を差し引かれるのでその点は留意しておきましょう。手数料は金融機関や手形割引会社によっても変動しますが、1.5〜20%程度です。

金融機関が行う手形割引は依頼人の信用度を審査しますが、手形割引会社が行う手形割引は手形だけの信用度を審査します。

そのため、手形割引会社に依頼した方がよりスピーディーに現金にできます。その分手数料は高くなるので注意してください。

また、その手形の支払をする義務がある会社が倒産した、支払ができる状況ではなくなってしまったなど、不渡り手形になってしまった場合は、手形割引会社を利用した人が手形を買い戻さなければならないというデメリットもあります。

7. プロパー融資を利用する

銀行の独自の審査によって無保証でお金を貸してくれるのがプロパー融資です。保証料などがかからず、返済についても比較的安心して利用できます。

しかし貸し倒れのリスクを防ぐため、かなり信用度の高い会社でなければ審査に落ちてしまいます

一方でプロパー融資の審査に通ったということは、その会社の信用力の高さをアピールできるチャンスでもあります。プロパー融資の融資は0.9〜2%程度の低金利です。

審査が厳しい分、お金を借りる面ではなにかとメリットが多いですが、その分審査に時間がかかります。

1〜2週間は審査結果が出ないので、緊急でお金が欲しいという方にはやや不向きです。

8. 信用保証付き融資を利用する

信用保証協会という公的機関が、中小企業や小規模の事業者に向けて貸付を行っているのが信用保証付き融資です。

プロパー融資の審査に通らないような小さな会社でも信用保証付き融資なら受けられることが多いです。実績が少ない、担保がないといった場合は、プロパー融資よりも信用保証付き融資の方が利用しやすいです。

信用保証付き融資の金利は1〜3.5%程度と、プロパー融資には及ばないものの低金利であることには間違いありません。

返済できなくなってしまった場合は、信用保証協会が残高を立て替えてくれるのも特徴のひとつ。

信用保証料が必要であり、融資を実行するまでに10日程度かかるというデメリットも覚えておきましょう。

9. 売掛債権担保融資を利用する

不動産のような担保がない場合に、売掛債権などを担保として融資を受けるのが売掛債権担保融資です。売上や売掛金があるものの手元に現金がないというときに利用する方が多いです。

ファクタリングと同様に売掛債権を利用しますが、この場合は融資なので、受け取ったお金は返済していかなければなりません。

また、取引先が期日までに支払をしなかった場合は、売掛債権担保融資を利用した人に支払の義務が発生します。

売掛債権担保融資は銀行でもノンバンクでも申し込めますが、ノンバンク系の方がよりスピーディーに現金を手にできます。金利が高くなるというデメリットだけ注意しておきましょう。

10. 副業などでお金を稼ぐ

借りるのではなく、お金を稼いで資金を調達するというシンプルな方法もあります。

時間的に余裕があるのなら、副業などでお金を稼ぐ方法も検討してみましょう。しっかり時間を作って働くことはできなくても、不動産を売却する、株券を売却するなどしてまとまったお金を手にすることは可能です。

また、ブランド品や貴金属を買い取ってもらう、質屋に入れるといった方法で現金を手にしている方もいます。副業というとアルバイトなどで時間を作らなければならない、給料を受け取るまでに時間がかかるというイメージがありますが、近年はネットやスマホで簡単にお金を稼ぐ方法もたくさんあります。

隙間の時間を見つけて、お金になる行動はできないか考えてみましょう。

急ぎで資金調達をする際の注意点

急ぎで資金調達をする際の注意点

急ぎで資金を調達する方法はたくさんありますが、ローンやファクタリングなどは何度も利用することで資金繰りが悪化してしまう可能性があります。

ローンや融資であっても、売掛債権を買い取ってもらう方法であっても、手数料や金利は必ず発生するものです。その分、損をしているということをしっかり自覚して利用しなければなりません。

手元に現金が必要なときには今回ご紹介したような方法はおすすめですが、デメリットが大きいため、緊急でない限りは極力使用を控えるようにしましょう。

ローン・融資の場合は返済計画をしっかり立て、無理のないスケジュールにしてください。今後の売上を見込んで、返済のためにまたお金を借りなければならないという悪循環に陥らないように注意しましょう。

急ぎだからこそ手間が省ける代行業者がおすすめ

資金調達(融資)のプロ人材

緊急で資金調達をする必要があるという場合に役立つのが、私たち「中小企業の融資代行プロ」のような代行業者です。

代行業者は、依頼人に代わって数ある資金調達方法の中から最適なものを選び、書類の用意、手続き、申請などをすべて行ってくれます。

とくに事業を始めたばかりの経営者は、融資の申し込みだけでかなりの時間をロスしてしまう、資金調達方法の知識がないという悩みを抱えています。そんなときに代行業者を利用すれば、スムーズに資金調達ができ、ノウハウも身につけられます。

  • 「社内に財務や経理に詳しい人がいない」
  • 「お金について相談できる相手がいない」

というときには、ぜひ代行業者に相談してみてください。

それぞれの資金調達方法から、メリット、デメリットを比較して依頼人に最適な方法をアドバイスしてくれます。


銀行や日本政策金融公庫からの資金調達は、知識・経験もなしに「なんとなく」で進めると必ず失敗します。資金調達には金融機関の幅広い知見が必要で、成功には一定のノウハウが欠かせません。

「中小企業の融資代行プロ」は、成果報酬型で資金調達を支援するコンサルティング(代行)サービスです。これまで500件以上の資金調達のご相談を受けて「100万円〜5億円」「多様な資金調達方法」など、数多くの実績をあげてきました。

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急ぎだとしても、資金調達は慎重に行おう

急ぎで資金が必要になったときの資金調達方法をご紹介いたしました。

融資、ローン、売掛債権の売却などさまざまな方法がありますが、いずれの方法にもデメリットは潜んでいます。

何度も利用し続けると、

  • 金利や手数料に苦しめられる
  • クセになってしまう
  • いざというときに融資が受けられなくなる

などの可能性も大いにありえます。緊急時以外は使わないようにして、日頃から資金繰りには気をつけましょう。

急いで資金を用意したいものの時間も知識もないという場合は、私たち「中小企業の融資代行プロ」のような、代行業者に依頼することもおすすめです。


銀行や日本政策金融公庫からの資金調達は、知識・経験もなしに「なんとなく」で進めると必ず失敗します。資金調達には金融機関の幅広い知見が必要で、成功には一定のノウハウが欠かせません。

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資金調達(融資)を急ぎでおこなう方法

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