法人向けのリースバックにはさまざまな種類があり、不動産を含め幅広いタイプの資産を活用することで、安定した事業を続けながら効率的に資金調達できます。
法人向けのリースバック会社を探している方は、以下のようなお悩み・疑問をお持ちではないでしょうか?
法人が使えるリースバックにはどんな種類があるのかな…おすすめを知りたい
ウチの会社にピッタリの法人向けリースバックを見つけたい!
そもそもウチの会社でリースバックは使うべき?メリット・デメリットを理解して検討したい
法人向けリースバックで活用できる資産は、「不動産」「車両」「機械設備」など多岐にわたります。
資金調達のプロである筆者が厳選した「法人におすすめのリースバック会社11選」は、以下のとおりです。
◆法人におすすめの「不動産」リースバック会社4選
| 会社名 | セゾンファンデックス 事業用リースバック | ![]() 一建設 リースバックプラス+ | ![]() AndDOホールディングス ハウス・リースバック | ![]() スター・マイカ マンション専門リースバック |
|---|---|---|---|---|
| 公式HP | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> |
| 対応エリア | 全国 | 東京、千葉、埼玉、神奈川、京都、大阪、兵庫 | 全国 | 札幌、仙台、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫、広島、福岡 |
| 対象資産 | ・オフィスビル ・事務所 ・店舗など(個人名義も可) | 原則、取り扱い不可の物件はなし | ・戸建て ・区分マンション ・店舗付住宅 ・事務所 ・土地など | マンション |
| 査定日数 | 記載なし | 1日〜3日 | 1週間以内 | 最短即日〜3営業日 |
| 契約スピード | 最短2週間 | 記載なし ※契約から決済までは最短即日 | 通常40日、最短5日(別途要手数料) | 最短1週間 |
| 賃貸借契約の種類 | 普通賃貸契約 | 普通賃貸契約(標準プラン) 定期賃貸契約(定期プラン) | 普通賃貸契約 | 普通賃貸契約 定期賃貸契約 |
| 買戻し条件の有無 | ◎ | ◎ | ◎(別途条件あり) | 記載なし |
◆法人におすすめの「車両」リースバック会社4選
| 会社名 | ![]() 三菱オートリース リースバック | ![]() 日本カーソリューションズ リースバック | ![]() トラックオーコク トラック王国 | ![]() 株式会社PMG LogisticsPMG車両リース |
|---|---|---|---|---|
| 公式HP | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> |
| 対応エリア | 記載なし | 記載なし | 全国(出張査定も可能) ※離島除く | 記載なし |
| 対象資産 | 全車両 | ・営業車 ・工事車両 ・電気自動車 ・特殊車両(トラック、バス、高所作業車、フォークリフトなど) | ・トラック(平ボディ、ダンプ、クレーン車など) ・レッカー車 ・パッカー車 ・マイクロバスなど | ・トラック(小型・中型・大型) ・特殊車両 ・重機・建機(ナンバー付)など |
| 査定日数 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 最短即日 |
| 契約スピード | 記載なし | 記載なし | 最短2週間 ※通常は初回の電話から入金まで約3週間 | 記載なし |
| 買戻し条件の有無 | 記載なし | 記載なし | ◎ | ◎ |
◆法人におすすめの「機械設備」リースバック会社3選
| 会社名 | 出光クレジット 出光クレジットのリース | ![]() 株式会社エーストラスト リースバック | ![]() Food Innovators Japan FIJお店まるごとリース |
|---|---|---|---|
| 公式HP | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> |
| 対応エリア | 記載なし | 記載なし | 全国 |
| 対象資産 | ・情報機器 ・OA機器 ・工作機器 ・荷役設備 ・商業店舗設備など | ・建設機械 ・機械設備 ・工場設備など | ・飲食店の厨房設備、什器 ・物件オーナーに預けている保証金など |
| 査定日数 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 契約スピード | 記載なし | 記載なし | 最短14日 |
| 買戻し条件の有無 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
不動産を持っていない企業でも、上記のリースバック会社を活用すれば、資金調達と事業継続の両方を同時に実現できます。
より高い価格で資産を売却し、コスト負担を抑えながら資産を継続利用するコツも解説しているため、最後までチェックしてみてください。
筆者は「融資代行プロ」という成果報酬型の「融資コンサル」サービスで、これまで多くの法人向けリースバック活用をご支援してきました。

- 資金調達・財務コンサル会社の経営者
1.融資コンサル|融資代行プロ
2.財務コンサル|御社の財務責任者
3.社外CFOサービス|御社の社外CFO
4.事業計画書の作成代行サービス - 経営コンサル会社の経営者
新規事業コンサル|(株)Pro-D-use - その他、エクイティ支援実績なども多数
これまでの支援実績
創業前後の法人〜売上80億の法人
1人法人〜個人事業主
調達額「200万円」〜「9.5億円」
多業界の資金調達 / 財務コンサル実績
本記事では、資金調達のプロである筆者が、「法人におすすめのリースバック会社」や「比較ポイント」「成功のコツ」等、以下の内容を丁寧に解説します。
- 法人におすすめのリースバック会社
- 法人向けリースバックで資金調達を成功させるコツ
- 法人向けリースバックの活用に向いている企業の特徴
- 法人向けリースバックを活用するメリット・デメリット
「自社の保有資産を有効活用したい」「自社にピッタリのサービスを選びたい」とお考えの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
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法人向けのリースバックは「不動産」「車両」「機械設備」など多岐にわたる
「リースバック」は、企業が保有する資産(不動産、車両、機械設備など)を売却し、同時にリース契約を結ぶことで継続的に資産を活用する手法です。
不動産を売却するイメージが強いですが、実際には自家用車や運搬用トラックなどの「車両」、事務用機器や産業機械といった「機械設備」も活用できます。
リースバックは、まとまった資金を確保しつつ、売却後も同じ資産を使い続けられるのが大きな特徴です。資産の管理状況に合わせてリースバックを活用すれば、資金繰りを改善しながら、これまで通りの事業を滞りなく進められます。
本記事で紹介する法人向けのリースバック会社を参考に、自社にピッタリのサービスを選びましょう。
法人におすすめの「不動産」リースバック会社4選
法人におすすめの「不動産」リースバック会社は、以下の4つです。
なお、比較表は以下6つのポイントをもとに作成しています。
「不動産」リースバック会社の6つの比較ポイント
- 対応エリア
- 対象資産
- 査定日数
- 契約スピード
- 賃貸借契約の種類
- 買戻し条件の有無
◆法人におすすめの「不動産」リースバック会社4選
| 会社名 | セゾンファンデックス 事業用リースバック | ![]() 一建設 リースバックプラス+ | ![]() AndDOホールディングス ハウス・リースバック | ![]() スター・マイカ マンション専門リースバック |
|---|---|---|---|---|
| 公式HP | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> |
| 対応エリア | 全国 | 東京、千葉、埼玉、神奈川、京都、大阪、兵庫 | 全国 | 札幌、仙台、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫、広島、福岡 |
| 対象資産 | ・オフィスビル ・事務所 ・店舗など(個人名義も可) | 原則、取り扱い不可の物件はなし | ・戸建て ・区分マンション ・店舗付住宅 ・事務所 ・土地など | マンション |
| 査定日数 | 記載なし | 1日〜3日 | 1週間以内 | 最短即日〜3営業日 |
| 契約スピード | 最短2週間 | 記載なし ※契約から決済までは最短即日 | 通常40日、最短5日(別途要手数料) | 最短1週間 |
| 賃貸借契約の種類 | 普通賃貸契約 | 普通賃貸契約(標準プラン) 定期賃貸契約(定期プラン) | 普通賃貸契約 | 普通賃貸契約 定期賃貸契約 |
| 買戻し条件の有無 | ◎ | ◎ | ◎(別途条件あり) | 記載なし |
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
おすすめ1. セゾンファンデックス株式会社|事業用リースバック

- 買取対象の物件が幅広い
- 不動産の長期利用が可能
- 上場企業のグループ会社が運営
- 契約スピードは比較的遅め
- 賃料を安く設定できる「定期賃貸契約」は選べない
セゾンファンデックスの「事業用リースバック」は、事業者向けに特化したサービスです。本社や社員寮、工場、店舗など、さまざまな業種が扱う物件を対象に買い取りを行っています。
契約形態は、繰り返し更新できる「普通賃貸契約」であるため、希望する期間に合わせて継続利用が可能です。
◆セゾンファンデックス株式会社「事業用リースバック」の詳細
| 対応エリア | 全国 |
| 対象資産 | ・オフィスビル ・事務所 ・店舗 など(個人名義も可) |
| 査定日数 | 記載なし |
| 契約スピード | 最短2週間 |
| 賃貸借契約の種類 | 普通賃貸契約 |
| 買戻しの有無 | ◎ |
「事業用リースバック」は、東証プライム上場企業「株式会社クレディセゾン」のグループ会社が運営しています。そのため、信頼性が高く安心して利用できる点が大きなメリットです。
サービスを実際に利用した方の事例を、以下にまとめました。
◆セゾンファンデックス株式会社「事業用リースバック」の利用事例
業績悪化により買掛金の支払い延期や銀行でのリスケを繰り返していたが、本社ビルを売却したことで負債を解消し、残りを運転資金に回すことができた。
取引先の倒産や値下げ圧力で業績が悪化する中、自社工場を売却してリース契約を結んだことで、工場を使い続けながら「負債の返済」や「バランスシートのスリム化」を実現できた。
上記の特徴を踏まえると、「事業用リースバック」は以下に当てはまる企業におすすめです。
- 資産売却後も不動産を長期利用したい
- 取引先の安定性や信頼性を重視している
- 工場など特殊な仕様の不動産売却を検討している
セゾンファンデックスでは、電話や公式サイトから無料相談を利用できます。最短即日の無料査定にも対応しているため、ぜひ以下から申込み手続きを進めましょう。
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おすすめ2. 一建設株式会社|リースバックプラス+

- 普通賃貸契約では、利用期間が長くなるほど買戻し時の価格が下がる
- 定期賃貸契約では、売却時と同価格での買戻しに対応している
- リース契約に伴い発生する「敷金・礼金」「仲介手数料」は不要
- 退去後の買戻しは原則不可
一建設の「リースバックプラス+」は、不動産の買戻しを検討している企業にとって、メリットが大きいリースバックサービスです。
普通賃貸契約の場合は、長く利用し続けるほど買戻し時の価格が下がり、定期賃貸契約を選べば売却時と同価格での買戻しが可能となります。
東証プライム上場の大手企業である「飯田グループホールディングス」のグループ会社がサービスを提供している点も、安心できるポイントです。
◆一建設株式会社「リースバックプラス+」の詳細
| 対応エリア | ・東京、千葉、埼玉、神奈川 ・京都、大阪、兵庫 |
| 対象資産 | 原則、取り扱い不可の物件はなし |
| 査定日数 | 1日〜3日 |
| 契約スピード | 記載なし ※契約から決済までは最短即日 |
| 賃貸借契約の種類 | ・普通賃貸契約(標準プラン) ・定期賃貸契約(定期プラン) |
| 買戻しの有無 | ◎ |
通常、不動産の買戻し価格は「売却時の1.1〜1.3倍程度」になるのが一般的です。しかし「リースバックプラス+」では売却価格と同額、もしくはそれ以下の金額で買い戻せるため、資金繰りの負担を最小限に抑えられます。
なお、普通賃貸契約・定期賃貸契約のいずれを選んでも、リース契約に伴う「敷金・礼金」「仲介手数料」の支払いは全て不要です。
上記の特徴から、「リースバックプラス+」は以下のような企業におすすめのサービスだといえます。
- 一時的に資金を確保したいが、将来的に買戻しを検討している
- 「倉庫」「工場」など、特殊な仕様の不動産を保有している
- 数年後に事務所や店舗の移転を予定している
「リースバックプラス+」では、公式サイトから無料査定の申込みが可能です。最短1分で査定が完了するため、ぜひ以下から申込み手続きを進めましょう。
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おすすめ3. 株式会社AndDOホールディングス|ハウス・リースバック

- 東証プライム上場企業が運営
- 全国726店舗のネットワークを活かして適正価格を提示
- 住宅ローンの残債がある物件も買取可能
- 将来的な不動産の買戻しにも対応
- 「任意売却」は原則として対応不可
- 最短5日で契約する場合は別途手数料が必要
「ハウス・リースバック」は、東証プライム上場企業の「AndDOホールディングス」が、全国726店舗のネットワークを活かして提供するリースバックサービスです。
全国から集まる最新の不動産情報をもとに適正な査定を行うため、期待以上の価格で資産を買い取ってもらえる可能性があります。
「住宅ローンの残債があってもOK」「将来的な買戻しも可能」など、利用者の状況や希望に合わせて柔軟に対応できる点も特徴です。
◆株式会社AndDOホールディングス「ハウス・リースバック」の詳細
| 対応エリア | 全国 |
| 対象資産 | ・戸建て ・区分マンション ・店舗付住宅 ・事務所 ・土地 など |
| 査定日数 | 1週間以内 |
| 契約スピード | 通常40日、最短5日(別途要手数料) |
| 賃貸借契約の種類 | 普通賃貸契約 |
| 買戻しの有無 | ◎(別途条件あり) |
「ハウス・リースバック」の契約形態は普通賃貸契約のみで、リース期間の制限がないため、売却後も長期的に資産を活用できます。
ただし、住宅ローンの返済不能時に金融機関の了承を得て不動産を売却する「任意売却」は、原則として対応してもらえない点に注意しましょう。
「ハウス・リースバック」を実際に利用した方の声を、下記にまとめました。
◆株式会社AndDOホールディングス「ハウス・リースバック」の利用者の声
ハウス・リースバックを利用し、賃料を支払う事で今の家に住み続けることができました。所有権はなくなりましたが、生活環境に変化はないので近所の方に売却した事は一切わからずに済みました。
ハウス・リースバックを利用することで、家の処分をした後も住み続けることができたので、次に住む新居もゆっくり探すことができました。また売却金を新居の費用にも充てられました。
以下に当てはまる企業が「ハウス・リースバック」を活用すれば、効率的に資金繰りを改善しつつ、安定した事業を続けられます。
- 不動産の売却後も同じ場所で長期的に事業を続けたい
- 住宅ローンの残債があり、できるだけ早く完済したい
- 地方で事業を営んでいるため、業者を見つけるのに苦労している
「ハウス・リースバック」では、Webまたは電話の無料相談を受け付けており、見積もりは最短即日で完了します。24時間いつでも利用できるため、ぜひ以下から申込み手続きを進めましょう。
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おすすめ4. スター・マイカ株式会社|マンション専門リースバック

- 上場企業のグループ会社がサービスを提供
- 最短1週間で契約が完了
- 築年数の古い物件でも買取可能
- リース期間中のトラブルについても解決をサポート
- 対応エリアは主要都市に限られる
- リース期間中の修繕費は原則として借主負担
「マンション専門リースバック」は、中古マンションの買取実績が累計17,000件を超える不動産会社「スター・マイカ」が提供するリースバックサービスです。
10年以上にわたるリースバックの取引実績があるため、マンション特有の価値を踏まえた適正価格を提示してもらえる可能性があります。
マンションの査定から最短1週間でまとまった資金を確保できるスピード感も、大きな魅力です。
◆スター・マイカ株式会社「マンション専門リースバック」の詳細
| 対応エリア | ・札幌、仙台 ・東京、神奈川、埼玉、千葉 ・大阪、京都、兵庫 ・広島、福岡 |
| 対象資産 | マンション |
| 査定日数 | 最短即日〜3営業日 |
| 契約スピード | 最短1週間 |
| 賃貸借契約の種類 | ・普通賃貸契約 ・定期賃貸契約 |
| 買戻しの有無 | 記載なし |
「マンション専門リースバック」では、築年数の古い物件でも積極的に買い取りを行っています。実際、スター・マイカが買い取った中古マンションのうち、約74%は築20年超えの物件です。
リース期間中に設備の故障や漏水などのトラブルが発生した際は、グループ会社による解決サポートを受けられます。
東証プライム上場企業「スター・マイカ・ホールディングス」のグループ会社がサービスを提供しているため、安心して利用できるでしょう。
「マンション専門リースバック」を実際に利用した方の声を、下記にまとめました。
◆スター・マイカ株式会社「マンション専門リースバック」の利用者の声
個人事業が経営難に陥り、まとまった資金が必要になりましたが、スピード感もあり早期に現金化することができました。
買い替え先が完成するまで住み続けることができたので、仮住まいを探す手間を省くことができました。
これらの内容を踏まえると、「マンション専門リースバック」は次の課題を抱える企業におすすめです。
- 早急にまとまった資金を確保しなければならない
- 築年数が古いマンションの売却を検討している
- 充実したサポート体制や安心感を重視している
「マンション専門リースバック」では、電話またはメールで簡易査定の申込みができます。24万件以上の実績をもとに、最短即日で査定価格を提示してもらえるため、ぜひ以下から申込み手続きを進めましょう。
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法人におすすめの「車両」リースバック会社4選
法人におすすめの「車両」リースバック会社は、以下の4つです。
以下5つのポイントをもとに、比較表をまとめました。
「車両」リースバック会社の5つの比較ポイント
- 対応エリア
- 対象資産
- 査定日数
- 契約スピード
- 買戻し条件の有無
◆法人におすすめの「車両」リースバック会社4選
| 会社名 | ![]() 三菱オートリース リースバック | ![]() 日本カーソリューションズ リースバック | ![]() トラックオーコク トラック王国 | ![]() 株式会社PMG LogisticsPMG車両リース |
|---|---|---|---|---|
| 公式HP | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> |
| 対応エリア | 記載なし | 記載なし | 全国(出張査定も可能) ※離島除く | 記載なし |
| 対象資産 | 全車両 | ・営業車 ・工事車両 ・電気自動車 ・特殊車両(トラック、バス、高所作業車、フォークリフトなど) | ・トラック(平ボディ、ダンプ、クレーン車など) ・レッカー車 ・パッカー車 ・マイクロバスなど | ・トラック(小型・中型・大型) ・特殊車両 ・重機・建機(ナンバー付)など |
| 査定日数 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 最短即日 |
| 契約スピード | 記載なし | 記載なし | 最短2週間 ※通常は初回の電話から入金まで約3週間 | 記載なし |
| 買戻し条件の有無 | 記載なし | 記載なし | ◎ | ◎ |
自社で保有する車両のタイプに合わせて、適切なリースバック会社を選びましょう。
おすすめ1. 三菱オートリース株式会社|リースバック

- 運営会社は「三菱グループ」の企業
- 保有車両を原則「時価」で買い取ってもらえる
- 車両に関する費用をリース料に一本化
- 資金調達までにかかる期間は不明
三菱オートリースの「リースバック」は、日本を代表する三菱グループの企業が提供するリースバックサービスです。
企業が保有する幅広いタイプの車両を、原則「時価」で買い取ってもらえるため、事業に必要な資金を十分に確保できる可能性があります。
税金や保険料など、車両に関する費用をリース料に一本化することで、コスト管理の負担を大幅に軽減できるのもメリットです。
◆三菱オートリース株式会社「リースバック」の詳細
| 対応エリア | 記載なし |
| 対象資産 | 全車両 |
| 査定日数 | 記載なし |
| 契約スピード | 記載なし |
| 買戻しの有無 | 記載なし |
三菱オートリースでは、企業の希望に応じて「古い車両の入替時から順次リース契約に切り替えていく」などの柔軟な対応も行っています。この場合、買い替えによって新しい車両が来るまでの間、既存車両についてはメンテナンスのみを委託することも可能です。
上記の特徴から、三菱オートリースの「リースバック」は、以下の企業におすすめだといえます。
- 車両管理の負担を徹底的に減らしたい
- 税金や自動車保険の支払いもまとめて一本化したい
- 車両の入れ替えサイクルにバラつきがあるため、段階的な運用を進めたい
三菱オートリースでは、専用フォームや電話での相談を随時受け付けているため、ぜひ以下から申込み手続きを進めましょう。
\ “三菱グループ”の企業が運営 /
おすすめ2. 日本カーソリューションズ株式会社|リースバック

- 車両管理業務の効率化を図るシステム提供
- 車両の売却価格は原則として「帳簿価格」
- リース料の内訳や総額のシミュレーションを事前に提示
- 見積もりには「車検証の写し」「3年分の決算書」などが必要
- 資金調達までにかかる期間は不明
日本カーソリューションズの「リースバック」は、車両の買い取りだけでなく、業務効率化に役立つシステム提供も行っているリースバックサービスです。
独自の車両管理システムによって、走行距離やリース期間の満了時期を一元管理できるため、資金調達と同時に生産性向上を実現できます。
車両の売却価格は、原則として売却損が発生しない「帳簿価格」となっており、会計上の影響を最小限に抑えられるのも嬉しいポイントです。
◆日本カーソリューションズ株式会社「リースバック」の詳細
| 対応エリア | 記載なし |
| 対象資産 | ・営業車 ・工事車両 ・電気自動車 ・特殊車両(トラック、バス、高所作業車、フォークリフトなど) |
| 査定日数 | 記載なし |
| 契約スピード | 記載なし |
| 買戻しの有無 | 記載なし |
日本カーソリューションズは「きめ細やかな対応」が魅力的で、リースバックの導入前には複数回の訪問を通じて、契約条件を綿密に調整できます。
リース料の内訳や総額のシミュレーションも詳細に提示してもらえるため、初めての方でも安心して資金計画を立てられるでしょう。
日本カーソリューションズの「リースバック」を実際に利用した方の声を、下記にまとめました。
◆日本カーソリューションズ株式会社「リースバック」の利用者の声
これまで車両ごとに分散していた支払いが月額のリース料に一本化されたことで、経費の把握や予算管理がしやすくなり、財務面の見通しも立てやすくなりました。
以下に当てはまる企業が「リースバック」を活用すれば、計画的にまとまった資金を確保でき、事業の安定運営につなげられます。
- 市場変動に左右されることなく車両を売却したい
- 保有車両の管理業務をデジタルで効率化したい
- 入念な資金計画を立てた上でリースバックを活用したい
日本カーソリューションズでは、公式サイトから気軽に見積もりの相談ができるため、ぜひ以下から申込み手続きを進めましょう。
\ “資金調達”と”業務効率化”を同時に実現 /
おすすめ3. 株式会社トラックオーコク|トラック王国

- 最短2週間での資金調達が可能
- 査定士資格を持った専門スタッフが在籍
- 低年式車両や走行距離の多い車両にも対応
- 「ハイエース」「軽トラック」「重機」は対象外
- 「再リース」をする場合はリース料が変わる場合もある
「トラック王国」は、中古トラックの販売・買取を行っている会社が「最短2週間」での資金化を実現するリースバックサービスです。
査定士資格を持った専門スタッフが、膨大な実績や市場データをもとに価格を算定するため、トラック本来の価値を考慮した価格で買い取ってもらえる可能性があります。
独自の査定基準があり、低年式車両や走行距離の多い車両など、他社では買取が難しい車両について相談できる点も魅力的です。
◆株式会社トラックオーコク「トラック王国」の詳細
| 対応エリア | 全国(出張査定も可能) ※離島除く |
| 対象資産 | ・トラック(平ボディ、ダンプ、クレーン車など) ・レッカー車 ・パッカー車 ・マイクロバス など |
| 査定日数 | 記載なし |
| 契約スピード | 最短2週間 ※通常は初回の電話から入金まで約3週間 |
| 買戻しの有無 | ◎ |
「トラック王国」では、2トン以上のトラックであれば、平ボディ・ダンプ・クレーン車など幅広い車種の買取に対応しています。
リース期間の満了時は、「再リース」「買戻し」「返却」のいずれかを選択できるため、自社の状況に応じて最適な資産活用が可能です。
なお、最短2週間で資金を調達するには、車検証や決算書などの提出書類をあらかじめ用意しておく必要がある点に注意しましょう。
「トラック王国」を実際に利用した方の声を、下記にまとめました。
◆株式会社トラックオーコク「トラック王国」の利用者の声
売上は伸びているがキャッシュインがなかなか増えずにゼロゼロ融資の返済が負担になっていたが、リースバックを活用してキャッシュインしたので回るようになってきた。
稼働頻度が少ないので売るまでではないが悩んでいたが、リースに切り替えることで費用として見えるので収支があうのか計算できるようになった。
これらの内容を踏まえると、「トラック王国」は以下の特徴に当てはまる企業におすすめです。
- 急な出費に対応するため短期間で資金を確保したい
- 古い年式のトラックや走行距離の多い車両を保有している
- 他社でリースバックを断られてしまった
「トラック王国」では、法人向けの無料相談会を実施しています。査定台数や車両所在地を入力するだけで問い合わせできるため、ぜひ以下から申込み手続きを進めましょう。
\ 他社で買取が難しいトラックもお任せ /
おすすめ4. 株式会社PMG Logistics|PMG車両リース

- 車両の潜在価値を上乗せした金額で一括買取
- 資金調達から経営改善まで幅広くサポート
- 車両の再リースや買戻しも可能
- リース期間中の解約は原則不可
- 対象企業は「運送会社」に限られる
「PMG車両リース」は、物流コンサルティング事業を展開している企業が、資金調達から経営改善まで幅広くサポートするリースバックサービスです。
車両の潜在価値を上乗せした金額で一括買取を行ってくれるため、希望額に近い価格で売却できる可能性があります。
車両の耐用年数に合わせたリース期間を設定することで、リース料の負担を最小限に抑えられるのもメリットです。
◆株式会社PMG Logistics「PMG車両リース」の詳細
| 対応エリア | 記載なし |
| 対象資産 | ・トラック(小型・中型・大型) ・特殊車両 ・重機・建機(ナンバー付)など |
| 査定日数 | 最短即日 |
| 契約スピード | 記載なし |
| 買戻しの有無 | ◎ |
「PMG車両リース」では、リースバック後に財務改善や集客改善、人材不足改善に向けた総合的な経営サポートを受けられます。まとまった資金を確保しながら効率的に経営改善を図れば、事業の成長スピードも高められるでしょう。
また、車両の再リースや買戻しにも対応しているため、資産の売却後も長期的に資産を活用できます。
「PMG車両リース」の利用事例を、下記にまとめました。
◆株式会社PMG Logistics「PMG車両リース」の利用事例
消費税の滞納が続き、日々不安を抱えながら税務署に毎月説明をする厳しい状況だったが、年間約720万円もの収支改善が図れたことによって、財務面も大きく改善された。
2ヶ月後の納税資金を確保できていなかったため、車両リースバックを活用したところ、短期的な資金調達だけでなく「年間約450万円」という長期的な財務改善につながった。
コスト面や経営面でのサポートが充実している点から、「PMG車両リース」は以下の企業におすすめです。
- 毎月のリース料負担を最小限に抑えたい
- 資金調達だけでなく経営改善の必要性も感じている
- 一度にまとめて資金を調達したい
「PMG車両リース」では、公式サイトや電話でのお問い合わせが可能なため、ぜひ以下から申込み手続きを進めましょう。
\ プロのコンサルティングによる経営改善も実現 /
法人におすすめの「機械設備」リースバック会社3選
法人におすすめの「機械設備」リースバック会社は、以下の3つです。
比較表は、以下5つのポイントを基準にまとめています。
「機械設備」リースバック会社の5つの比較ポイント
- 対応エリア
- 対象資産
- 査定日数
- 契約スピード
- 買戻し条件の有無
◆法人におすすめの「機械設備」リースバック会社3選
| 会社名 | 出光クレジット 出光クレジットのリース | ![]() 株式会社エーストラスト リースバック | ![]() Food Innovators Japan FIJお店まるごとリース |
|---|---|---|---|
| 公式HP | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> |
| 対応エリア | 記載なし | 記載なし | 全国 |
| 対象資産 | ・情報機器 ・OA機器 ・工作機器 ・荷役設備 ・商業店舗設備など | ・建設機械 ・機械設備 ・工場設備など | ・飲食店の厨房設備、什器 ・物件オーナーに預けている保証金など |
| 査定日数 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 契約スピード | 記載なし | 記載なし | 最短14日 |
| 買戻し条件の有無 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
以下で解説する各サービスの特徴も、ぜひ参考にしてください。
おすすめ1. 出光クレジット株式会社|出光クレジットのリース

- 再リースする場合は「1ヶ月分」のリース料で1年間の継続利用が可能
- 動産総合保険が適用されるため、災害や破損に備えられる
- 毎月のリース料は固定で金利変動リスクを回避
- 資金調達の前に自己資金で機械設備を購入しなければならない
- リース期間は「法定耐用年数」より短くなる場合もある
「出光クレジットのリース」は、現在使用中の資産ではなく、新たに購入した機械設備を活用して資金調達するためのリースバックサービスです。
家電量販店など、現金払いに対応している店舗で機械設備を購入し、出光クレジットに売却する仕組みとなっています。
再リース契約を結ぶ場合、1ヶ月分のリース料で1年間継続利用できる点が大きなメリットです。
◆出光クレジット株式会社「出光クレジットのリース」の詳細
| 対応エリア | 記載なし |
| 対象資産 | ・オフィスビル・事務所・店舗 など(個人名義も可) |
| 査定日数 | 記載なし |
| 契約スピード | 記載なし |
| 買戻しの有無 | 記載なし |
「出光クレジットのリース」では、リース契約を結ぶ際に「動産総合保険」が適用されます。災害による損害はもちろん、盗難や漏水による破損にも備えられるため、リース期間中も安心して資産を利用できるでしょう。
ただし、サービスを利用する際は、新品の機械設備を自己資金で購入しなければならない点に注意が必要です。
上記の内容を踏まえると、「出光クレジットのリース」は以下の企業におすすめのサービスだといえます。
- リース期間中も突発的な設備トラブルによる損失を避けたい
- 新しく購入した機械設備を長期的に利用し続けたい
- 機械設備を導入したいが、多額の資金流出が発生する点を懸念している
「出光クレジットのリース」は、FAXまたは郵送で申込みができるため、ぜひ以下から手続きを進めておきましょう。
\ “安心・安全”に機械設備を使い続けられる /
おすすめ2. 株式会社エーストラスト|リースバック

- 市場価格や会計帳簿上の評価額よりも高い金額を提示
- 「普通車」「トラック」など車両の買取にも対応
- 資産の売却代金は原則として一括払い
- ファクタリングサービスを中心に提供する会社のため、専門性が高いとは限らない
エーストラストの「リースバック」は、さまざまな資産を市場価格や会計帳簿上の評価額よりも高い金額で買い取ってもらえるリースバックサービスです。
機械設備はもちろん車両も対象資産に含まれており、相場以上の価格で買取を行っているため、多額の資金を確保できる可能性があります。なお、「自宅」「ビル」などの不動産は買取対象外です。
◆株式会社エーストラスト「リースバック」の詳細
| 対応エリア | 記載なし |
| 対象資産 | ・建設機械 ・機械設備 ・工場設備 など |
| 査定日数 | 記載なし |
| 契約スピード | 記載なし |
| 買戻しの有無 | 記載なし |
エーストラストの「リースバック」では、リース契約中やローン返済中の資産も買取対象となります。売却代金は一括で支払われるため、スムーズに資金繰りを改善できるでしょう。
上記の点から、エーストラストの「リースバック」は以下の特徴に当てはまる企業におすすめです。
- リース料やローン返済の負担が重くなってきている
- 機械設備を多く保有しており、まとめて売却したい
- 市場相場よりも高い価格で資産を売却したい
エーストラストでは、電話または専用フォームから気軽にお問い合わせができます。よりスピーディに資金調達するためにも、ぜひ以下から申込み手続きを進めましょう。
\ 機械設備から車両まで幅広く買取に対応 /
おすすめ3. 株式会社Food Innovators Japan|FIJお店まるごとリース

- 最大5,000万円の資金調達が可能
- 最短14日で飲食店の資産を現金化
- 事業拡大に向けた経営コンサルも受けられる
- 利用対象者は飲食店のみ
- 一都三県を中心に展開しているため、対面での相談は難しい可能性がある
「FIJお店まるごとリース」は、飲食店を対象に、厨房機器や什器の買取を積極的に行っているリースバックサービスです。最大5,000万円の資金調達が可能となっており、最短14日で保有資産を現金化できます。
これまで1,400店以上の資金調達を支援しているなど、飲食店のリースバックに関して豊富な実績を持っている点も魅力的です。
◆株式会社Food Innovators Japan「FIJお店まるごとリース」の詳細
| 対応エリア | 記載なし |
| 対象資産 | ・飲食店の厨房設備、什器 ・物件オーナーに預けている保証金 など |
| 査定日数 | 記載なし |
| 契約スピード | 最短14日 |
| 買戻しの有無 | 記載なし |
「FIJお店まるごとリース」では、厨房機器や什器だけでなく、賃貸借契約中の不動産もリースバックの対象となっています。リースバックによって、事業者が物件オーナーに預けている「保証金」「敷金・礼金」を返金してもらえるため、資金繰りを安定させやすくなるでしょう。
店舗拡大や海外進出などを視野に入れている場合は、運営会社の主要事業である「経営コンサルティング」を受けることも可能です。
以下に当てはまる企業が「FIJお店まるごとリース」を活用すれば、経営の安定化を図りながら、事業拡大に向けた施策も効率的に実行できます。
- 短期間でまとまった資金を調達したい
- 多額の設備投資で資金繰りが不安定になっている
- 将来の事業拡大に向けて専門的なサポートを受けたい
「FIJお店まるごとリース」では、メールや電話、LINEでの無料相談を受け付けているため、ぜひ以下から申込み手続きを進めましょう。
\ 飲食店のリースバックはココがおすすめ! /
自社にピッタリの法人向けリースバック会社を見つける9つの比較ポイント
自社にピッタリの法人向けリースバック会社を見つけるための比較ポイントは、以下の9つです。
- ポイント1. 資産の売却価格
- ポイント2. 毎月のリース料
- ポイント3. リース期間
- ポイント4. 付帯条件
- ポイント5. 故障時の費用負担
- ポイント6. 買戻しの有無や価格
- ポイント7. 得意分野
- ポイント8. 事業用不動産の査定で重視される点
- ポイント9. リースバック事業者の「倒産リスク」
後悔なく資金調達できるよう、それぞれのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
ポイント1. 資産の売却価格
自社にピッタリのリースバック会社を見つけるには、まず資産の売却価格を比較することが重要です。
リースバックは、資産の売却価格が相場の6〜8割程度に設定されるケースが多く、通常の資産売却よりも十分な資金を確保しにくい傾向があります。
これは、リースバック会社が買い取った資産を将来的に「再販」し、新たな利益を生み出すことを前提としているためです。
そのため、「使用年数が長い」「管理状態が悪い」「需要が低い」などの条件に該当する資産であれば、低い価格を提示される可能性があります。特殊な事業用物件をリースバックする場合も、売却価格は低めです。
資金調達を目的にリースバックする企業にとって、売却価格は事業計画や資金繰りに直結するため、会社ごとの査定額は慎重に確認すべきポイントといえます。
少しでも高い売却価格を提示してくれる会社を見つけるには、まず複数社に査定を依頼し、各社の判断基準や評価ポイントを比較しましょう。
希望額に近い価格で資産を買い取ってくれる会社を選ぶことで、十分な資金を確保でき、資金繰りの改善や経営の安定化につなげられます。
ポイント2. 毎月のリース料
法人向けリースバック会社を選ぶ際は、資産売却後に支払う「毎月のリース料」がどれくらいになるのかを確認しておくことも大切です。
多額の資金を調達できても、毎月のリース料が高ければコスト負担は重くなり、資産を長期的に利用できなくなってしまいます。
不動産の場合、資産を継続利用する場合のリース料は以下の方法で算出するのが一般的です。
毎月の家賃(リース料)=売却価格×期待利回り(7〜13%程度)÷12ヶ月
車両や機械設備のリースバックでは、利用料に加えて、以下の費用がリース料に含まれます。
- 点検・メンテナンス費用
- 部品交換に伴う費用
- 税金納付にかかる費用
- 各種保険料 など
資金繰りの安定化を図るには、リース料の安い会社を選ぶことが重要です。しかし、料金設定が曖昧だと、修繕費や保険料の支払いなどで予期せぬ出費が発生し、かえって資金繰りを悪化させてしまう可能性があります。
そのため、資金調達を行う際は、リース料の算定方法や内訳が明確で、長期的な利用を想定した現実的な金額を提示してくれる会社を選びましょう。
無理のない資金繰りを実現できるリース会社を選ぶことで、資金調達後も長期的に資産を利用しながら、安定した事業運営を続けられます。
ポイント3. リース期間
自社にピッタリの法人向けリースバック会社を見つけるには、リース期間にも注目して「資産をどれだけ長く利用し続けられるか」をチェックしましょう。
想定よりもリース期間が短いと、契約満了のタイミングで事業所の移転や車両・機械設備の購入を余儀なくされ、資金繰りを悪化させる可能性があります。そのため、資金調達後も安定した事業を続けるには、自社の事業計画や利用予定年数に合ったリース期間を設定してくれる会社を選ぶことが重要です。
たとえば不動産リースバックの場合、リース期間が短く契約満了時に退去を求められる「定期賃貸契約」よりも、長期的な更新が可能な「普通賃貸契約」を選びましょう。ただし、全てのリースバック会社が「普通賃貸契約」に対応しているとは限らないため、会社選びの際は、契約形態を事前に確認しておくのがポイントです。
車両や機械設備のリースバックでは、走行距離や耐用年数に応じてリース期間が決められます。計画的に資産を利用するためには、資産の使用年数や管理状態を事前に確認し、希望のリース期間も明確にした上で各社に相談しましょう。
また、リース期間満了時に再契約できるか確認しておくことも、予期せぬ出費を減らし、資金繰り悪化のリスクを防ぐためには大切です。
ポイント4. 付帯条件
法人向けリースバックを活用して資金調達する際は、「保証人の有無」や「中途解約の可否」といった付帯条件も丁寧に確認しておきましょう。
表面的な売却価格やリース料が魅力的でも、付帯条件が曖昧だったり不利な内容だったりすると、契約後のトラブルに発展する可能性があります。想定外の追加費用で資金繰りを圧迫するリスクもあるため、各社でどのような付帯条件を設けているのか、一つずつチェックすることが重要です。
リースバックで設けられる付帯条件の例を、下記にまとめました。
▼リースバックで設けられる付帯条件の例
| 不動産 | ・敷金や礼金の有無 ・中途解約の可否 ・原状回復義務の範囲 ・修繕費の負担区分 など |
| 車両 | ・メンテナンスの範囲 ・車検や法定点検の費用負担 ・任意保険の付帯可否 など |
| 機械設備 | ・故障時における修理費用の負担 ・部品の交換条件 ・日常メンテナンスの負担区分 など |
付帯条件を確認するときは、「長期間利用する場合にどのようなリスクが生じるのか」を踏まえ、想定されるコストを見積もっておきましょう。
長期利用を前提としてコストをシミュレーションしておけば、将来的に大きな支出が発生しても、資金繰りに負担をかけずに対応できます。
また、付帯条件について担当者に質問した際、細かい内容でも「なぜこの条件なのか」を丁寧に説明してくれる会社を選んでおくと安心です。
ポイント5. 故障時の費用負担
リース期間中に発生する「故障時の費用負担」を事前に確認しておけば、長期利用した際の将来的なコストをある程度把握できます。
リースバックでは、故障や老朽化に伴う修理費用は借主負担となるのが一般的です。故障時の費用を借主・貸主のどちらが負担するのか曖昧なまま契約すると、予想外の出費で資金繰りを悪化させるリスクが高まります。
リース期間中に発生しやすい修理・補修費用は、以下のとおりです。
▼リース期間中に発生しやすい修理・補修費用
| 不動産 | ・老朽化による外壁や屋根の補修 ・空調や給排水設備の修理 ・エアコンや給湯設備の修理 など |
| 車両 | ・エンジンの故障 ・ブレーキやサスペンションの交換 ・バッテリーやタイヤなど消耗部品の交換 など |
| 機械設備 | ・ペアリング交換 ・モーターの修理 ・電子制御部品の修理や交換 など |
故障時の費用負担を比較する際は、借主(自社)と貸主(リースバック会社)が対応する範囲を見積書等で明確にしておきましょう。
同じリースバックでも、会社によって修理費用の負担範囲は微妙に異なるため、明文化しておくことで比較しやすくなります。
資金調達後のコスト負担を少しでも抑えたい場合は、設備の故障やトラブルが発生した際に、無償サポートを提供してくれる会社を選ぶのがおすすめです。
ポイント6. 買戻しの有無や価格
将来的に資産の買戻しを検討している場合は、「買戻しの有無」や「買戻し時の価格」も確認しておきましょう。
リースバックでは、売却後も一定の条件を満たすことで資産を再取得できますが、全ての会社が対応しているわけではありません。資産の買戻しができない会社を選ぶと、将来的に「事業所の移転」「車両・設備の購入」をする必要が出てきます。
また、資産の買戻し価格は「売却価格の110〜130%程度」に設定されるのが一般的です。そのため、資金繰りに余裕を持って計画的に資産を再取得するには、買戻しの条件についても慎重に比較しなければなりません。
買戻しの有無や価格を比較する際は、「買戻しを前提とした契約内容になっているか」「どのような方法で価格を算定しているか」などを確認しましょう。会社によっては、買戻し可能な期間が限られていたり、契約更新時に条件が変更されたりする場合もあるため注意が必要です。
無理のない条件で資産を買い戻せるリースバック会社を選べば、再取得に向けて計画的に資金を確保し、自社の所有物として再び安定的に資産を活用できます。
ポイント7. 得意分野
自社の保有資産を適正な価格で買い取ってもらうには、会社ごとの強みや専門領域を比較することも重要です。自社が扱う資産にマッチしたリースバック会社を選ぶことで、より有利な条件で資金調達を進められます。
たとえば「スター・マイカ」のようなマンション専門のリースバック会社では、戸建てとは異なるマンション特有の価値を正確に評価してもらえる可能性が高いです。「トラック王国」のように特定の車両を専門的に扱うリースバックであれば、年式や走行距離はもちろん、業務車両としての価値も踏まえて査定してくれるでしょう。
自社の保有資産を得意とするリースバック会社を見つけるには、公式サイトなどで「過去の実績」や「専門領域」を確認するのがポイントです。「1万件以上の買取実績」「トラック専門」などの記載がある会社を選ぶと、本来の価値に近い価格で資産を売却でき、十分な資金を得られます。
なお、不動産リースバックを利用する場合は、会社ごとの「得意エリア」も確認しておくと、周辺相場を踏まえた適正価格を提示してもらえるでしょう。
ポイント8. 事業用不動産の査定で重視される点
土地や建物などの不動産をリースバックする場合は、「査定時にどのようなポイントが重視されるのか」を事前に把握しておくことが不可欠です。
一般的に、不動産のリースバックでは以下のポイントが重視されます。
▼事業用不動産の査定で重視される点
- 物件の汎用性
-
工場や倉庫など、特殊な仕様の不動産は「汎用性が低い」と判断されやすく、査定額も低くなる傾向があります。
- 設備資産の扱い
-
売却する資産が「不動産」だけなのか、「機械・車両」などの設備資産も含まれるのかによって、査定方法が大きく変わります。
- 環境/法規制の問題
-
工場など特殊な用途の物件を売却する場合は、「環境汚染リスクはないか」「法規制に違反していないか」などが重点的にチェックされます。
上記の他にも、会社ごとにさまざまな査定基準が設けられているため、担当者に確認するなどして把握し、より有利な条件で資金調達できる会社を選びましょう。
ポイント9. リースバック事業者の「倒産リスク」を見積もる
リースバック会社の倒産リスクについては、事前にしっかりと確認し、懸念点を解消しておくことが重要です。
資産を継続利用できても、リースバック会社が倒産すると資産が差し押さえられ、最終的に事業を続けられなくなる可能性があります。
そのため、会社選びの際は以下のポイントをチェックし、倒産リスクがどれくらいあるのかを判断しておきましょう。
- 上場企業かどうか(東証プライム/スタンダード上場など)
- 景気変動に左右されにくい大手グループの傘下かどうか
- リースバック以外の事業で成功しているか など
このように、リースバック会社の安定性は極めて重要です。そのため可能であれば、帝国データバンクなどで事前にリースバック会社の財務状態をチェックしておくと安心でしょう。
不動産リースバックの場合、貸主である会社が倒産すると、継続利用していた物件が競売にかけられるリスクがあります。更新可能な「普通賃貸契約」を結んでいたとしても、新しいオーナーに契約内容が継承されるとは限りません。
長期的に安定した事業を続けるには、できる限り信頼性の高い大手を選ぶことが何よりの予防策です。
法人向けリースバックを活用して資金調達する流れ
法人向けリースバックを活用して資金調達する際の流れは、以下のとおりです。
「運転資金として○○万円確保したい」「既存借入金の返済に充てたい」など、目的や希望額を明確にすることで、調達資金を有効活用できます。
「買戻しが前提」「長期的に利用したい」などの条件を整理しておくと、会社選びの判断基準が明確になるため、忘れず行いましょう。
複数社に査定を依頼し、売却価格やリース料、付帯条件などを比較します。各社の情報をしっかりと確認するためにも、最初は3社程度に依頼するのがおすすめです。
より効率的に検討したい場合は、「一括査定サイト」も積極的に活用しましょう。
査定額はもちろん、契約内容やサポート体制の充実度も慎重に確認するのがポイントです。会社によっては、資産価値を正しく評価するために、必要書類の提出を求める場合があります。
契約内容に不明点があれば、些細な内容でも確認し、十分に納得した上で手続きを進めましょう。短期間でまとまった資金を調達したい場合は、一括払いに対応しているかどうかを確かめておくことも重要です。
なお、不動産リースバックで資金調達すると、「譲渡所得(土地や建物の売却で生じる所得)」に対する税金の支払いが発生します。
確定申告の手続きが必要となるため、税務署や税理士などに相談しながら金額を計算し、必ず納付しましょう。
法人向けリースバックで資金調達を成功させる4つのコツ
法人向けリースバックで資金調達を成功させるコツは、以下の4つです。
- コツ1. 契約後に生じるリスクを事前に把握する
- コツ2. 一括査定などを活用して少なくとも3社以上に査定を依頼する
- コツ3. 買戻しの有無は契約前に決めておく
- コツ4. 追加コストも踏まえた資金計画を立てる
契約前の入念な準備が、資金調達の成功を左右する大きな鍵となります。
コツ1. 契約後に生じるリスクを事前に把握する
法人向けリースバックで資金調達を成功させるには、契約後に生じるリスクを事前に把握しておきましょう。多くの場合、「売却価格」「リース料」だけで会社を選びがちですが、実際には契約後に生じるリスクの方が資金繰りに与える影響は大きいといえます。
貸主とのトラブルや想定外の出費を防ぐためには、契約後にどのようなリスクが生じるのか、それが自社にとって許容できる範囲なのかを確認することが重要です。
契約後のリスクを見極めるには、契約書や説明資料をもとに以下の項目をチェックしましょう。
- 契約更新の条件
- リース料改定の有無
- リース期間の長さ
- 買戻しの可否と価格
- 故障時の費用負担
- 原状回復義務の範囲 など
上記の項目を丁寧に確認しておけば、「リース期間が短い」「買戻し価格が高すぎる」などのリスクを回避でき、これまで通りの事業を安定して続けられます。
特に、査定額やリース料が極端に低い会社は付帯条件が厳しい可能性もあるため、契約書を細かくチェックし、気になる点は遠慮せずに質問することが大切です。
コツ2. 一括査定などを活用して少なくとも3社以上に査定を依頼する
リースバックを活用した資金調達をスムーズに進めるには、少なくとも3社以上に査定を依頼することも重要です。
1〜2社の情報だけで契約を決めると、より有利な条件でリースバックできる会社を見逃してしまい、結果的にコスト負担が重くなる可能性があります。中には、不当な条件を提示する悪徳業者もいるため、多少の手間をかけても3社以上に査定を依頼し、幅広い選択肢から最適な会社を選びましょう。
効率的に比較検討したい場合は、資産の情報を入力するだけで、複数社にまとめて査定依頼ができる「一括査定サイト」の利用がおすすめです。
例として、不動産リースバックで活用できる「おすすめの一括査定サイト3社」を下記にまとめました。
不動産リースバックのおすすめ一括査定サイト
サイトによっては、売買成約時に仲介手数料が発生する場合もありますが、会社選びの手間を省けるのは大きなメリットといえるでしょう。
3社以上に査定を依頼し、自社が希望する条件にピッタリ合うリースバック会社を見つけることで、資金調達後の事業運営も安定しやすくなります。
コツ3. 買戻しの有無は契約前に決めておく
法人向けリースバックを活用して計画的に資産を運用するためには、買戻しの有無を契約前の段階で決めておくのもポイントです。
リースバックでは、全ての会社が買戻しに対応しているわけではありません。買戻し条件や価格の算定方法も、会社によって大きく異なります。将来のプランを曖昧にしたまま契約を進めると、「買い戻したい」と思ったときに、希望のタイミングや金額で買い戻すのが難しくなるでしょう。
買戻しを前提としてリースバックを行うべきか判断する際は、「その資産が自社の事業にとってどれだけ必要なのか」を整理することが大切です。
たとえば、店舗・工場などの事業基盤となる不動産や専門性の高い機械設備は、自社所有の方が事業も安定しやすいため、買戻し前提の契約が適しています。
将来的に資産を再取得する場合は、買戻し時の価格が「売却価格の110〜130%程度」となる点を踏まえ、計画的に資金を積み立てることも重要です。
買戻しの有無を契約前に決めることで、「必要な資金をいつまでに準備すべきか」が明確になれば、資産の再取得を見据えた戦略的な経営が可能になります。
コツ4. 追加コストも踏まえた資金計画を立てる
法人向けリースバックで長期的に安定した資金繰りを実現するには、追加コストも踏まえた資金計画を立てておきましょう。
リースバックは資産売却による利益を得られる一方で、契約後に「修繕費」「更新費用」といった想定外の費用が発生する可能性もあります。「多額の資金を得たのに経営が苦しい」という事態にも陥りかねないため、余裕のある計画を立てた上で契約手続きを進めることが大切です。
追加コストを踏まえた資金計画を立てる際は、まず以下のような「契約後に発生する費用」を漏れなく洗い出しましょう。
- 毎月のリース料
- 修繕・メンテナンス費
- 各種保険料
- 契約更新に関わる費用 など
次に、自社の事業計画や財務状況と照らし合わせながら、「どのタイミングで何の費用が発生するのか」を時系列で整理します。このとき、上記の費用が発生する時期に備えて、「事業を継続しながらどのように資金を確保するのか」を考えるのがポイントです。
資金計画を踏まえて複数社の条件を比較し、追加費用を含めたトータルコストの負担が少ない会社を選べば、契約後も資金繰りを安定させやすくなります。
法人向けリースバックの活用に向いている企業の特徴
リースバックは、まとまった資金を確保しつつ資産を継続利用できる便利な手法ですが、必ずしも全ての企業に適しているとは限りません。
しかし、以下の特徴に当てはまる企業であれば、リースバックを活用することで、資金面や経営面で高い効果を得られる可能性があります。
法人向けリースバックの活用に向いている企業の特徴
- 赤字決算や債務超過で融資を受けにくい
- 資産を手放すと安定した事業を続けられない
- 短期間で多額の資金を調達しなければならない
- 保有資産が多く、管理の手間やコスト負担が大きい
- 自己資本を増やして財務体質を改善したい
- 資産を売却したいが周りには知られたくない
- 経営状況に合わせて資金を柔軟に活用したい
一方、「金融機関から融資を受けられる企業」や「資産を手放しても問題ない企業」は、リースバック以外の方法を活用することで、効率的に資金調達できるでしょう。
たとえば、企業が保有する資産を活用した融資制度としては、「不動産担保融資」「流動資産担保融資」などがおすすめです。資産を手放しても事業運営に支障が出ない場合は、自分で買い手を見つける「資産売却」の方が、リースバックより多額の資金を確保できるかもしれません。
このように、リースバックには向き不向きがあるため、自社の状況を正確に見極めた上で、利用の有無を判断しましょう。
なお、「おすすめの不動産担保ローン」「流動資産担保融資のコツ」「資産売却の手順」を詳しく知りたい方は、以下記事も併せてチェックしてみてください。



法人向けリースバックを活用する「8つのメリット」
法人向けリースバックを活用するメリットは、以下の8つです。
- メリット1. 数週間〜1ヶ月程度でまとまった資金を得られる
- メリット2. 赤字決算や債務超過の企業でも利用できる
- メリット3. リース契約を結べば資産を使い続けられる
- メリット4. 固定資産税や保険料の支払いが不要になる
- メリット5. 資産の所有に伴うリスクから解放される
- メリット6. 資産売却によって財務体質の強化を図れる
- メリット7. 取引先や顧客にバレずに資産を売却できる
- メリット8. 一度資産を手放しても再び買い戻せる
これらのメリットを理解した上でリースバックを活用すれば、さらに資金繰り改善の効果を高められるでしょう。
メリット1. 数週間〜1ヶ月程度でまとまった資金を得られる
法人向けリースバックを活用する大きなメリットは、数週間〜1ヶ月程度の短期間でまとまった資金を得られることです。融資のように財務資料や計画書の提出を求められるケースが少なく、手続きもシンプルなため、スピーディに資金調達を進められます。
一般的に、金融機関から融資を受ける際は「決算書」「事業計画書」などの書類を提出する必要があり、準備や作成に時間がかかりがちです。融資審査では、企業の財務状況や返済能力を見極めるために、提出書類や面談内容をもとに、さまざまな観点から融資の可否が判断されます。
一方、リースバックに必要な書類は「身分証明書」「登記識別情報通知」など、公的機関に発行してもらうことで入手できる書類が多いです。審査で重視されるポイントも、「資産価値」が中心となるため、申込みから比較的短期間で資産を現金化できます。
また、通常の資産売却とは異なり、買い手探しに時間がかからない点も、スピーディな資金調達を実現できる大きな要因です。
短期間でまとまった資金を得られると、突発的な支払いが生じても柔軟に対応でき、安定的に事業を続けられます。
メリット2. 赤字決算や債務超過の企業でも利用できる
リースバックは、企業の財務状況より「資産価値」が重視される資金調達方法のため、赤字決算や債務超過の企業でも利用できる点がメリットです。金融機関から融資を断られた場合でも、価値の高い資産を持っていれば、事業継続に必要な資金を十分に確保できるでしょう。
赤字決算や債務超過の企業がリースバックでまとまった資金を確保できると、事業の立て直しやキャッシュフローの改善を図りやすくなります。
資産売却によって事業活動を止める必要がないため、安定的に利益を確保しながら、経営改善策に集中して取り組めるのも嬉しいポイントです。
ただし、リースバックの審査では、「毎月のリース料を継続的に支払えるかどうか」がチェックされる点に注意しましょう。
メリット3. リース契約を結べば資産を使い続けられる
リースバックは、資産売却と同時にリース契約を結ぶ仕組みのため、資金調達後も事業に必要な資産をそのまま使い続けられます。
通常、不動産や車両、機械設備などの資産を売却すると、事業所を移転したり、新たな設備を購入したりしなければなりません。
新しいオフィスや設備を用意するのに時間がかかると、その期間は事業活動を一時的に止める必要があるため、売上にも支障が出るでしょう。
しかし、リースバックでは資産売却後も「同じ場所」「同じ設備」で変わらず事業を続けられます。事業所の移転や設備購入に伴う追加コストも発生しません。
このように、資金繰りの改善と事業の安定運営を同時に実現できる点が、リースバックの大きなメリットです。
メリット4. 固定資産税や保険料の支払いが不要になる
リースバックで資産を売却し、所有権がリースバック会社へ移ると、その資産にかかる固定資産税や保険料の支払いが不要になります。コスト負担が大幅に軽減されるため、キャッシュフローに余裕が生まれやすくなり、事業拡大に向けて効果的に資金を活用できるでしょう。
通常、「不動産」「車両」「機械設備」などの資産を保有する場合、以下の税金や保険料が発生します。
▼資産保有に伴って発生する「税金」「保険料」
| 不動産 | ・固定資産税 ・都市計画税 ・火災保険料 ・地震保険料 など |
| 車両 | ・自動車税 ・重量税 ・自賠責保険料 ・任意保険料 など |
| 機械設備 | ・固定資産税 ・動産保険料 など |
資産を多く保有している企業にとって、定期的に支払う税金や保険料の負担は決して軽いものではありません。しかし、リースバックを活用すると税金や保険料の支払い義務がなくなるため、資金繰りも安定しやすくなります。
ただし、契約内容によっては、リース料の中に税金や保険料相当額が組み込まれる場合もあるため、注意が必要です。
メリット5. 資産の所有に伴うリスクから解放される
法人向けリースバックを活用して資金調達すると、資産の所有者として抱えるさまざまなリスクから解放されます。コスト面でのリスクを抑えられるのはもちろん、資産の維持管理にかかる手間も大幅に軽減されるため、自社のリソースを本業に集中投資できるでしょう。
「不動産」「車両」「機械設備」などの資産を所有することで生じるリスクは、以下のとおりです。
- 老朽化リスク
- 資産価値の下落リスク
- 遊休資産化リスク
- 災害による破損リスク
- 事故や故障のリスク など
資産を所有していると、上記のリスクによって予期せぬコストが発生した際に、財務状況が悪化する可能性が高まります。しかし、リースバックを活用して所有権を移転すれば、大規模な修繕費用や維持費を支払う必要がなくなるため、資金繰りを安定させやすくなるでしょう。
毎月の支払いが「リース料」に固定されることでコストを平準化でき、経理作業の効率化を図れる点も大きなメリットです。
メリット6. 資産売却によって財務体質の強化を図れる
リースバックによって調達した資金は「自己資本」として計上できるため、財務体質が強化され、企業の信用力向上につなげられます。
リースバックは、資産を担保に金融機関から借入を行う「担保融資」と似ていますが、実際は資産売却によって資金を確保する仕組みです。資産を売却すると、貸借対照表(バランスシート)から資産が減り、現金が増えるため、自己資本比率や総資産利益率(ROA)が改善されます。
なお、自己資本比率は企業の総資産に占める自己資本の割合を示す指標で、ROAは「資産をどれだけ効率的に活用して利益を生み出しているのか」を示す指標です。
いずれも企業の財務状況を表す重要な指標であり、金融機関が融資の可否を判断する際は重点的にチェックされます。
リースバックを活用して財務体質が強化されると、金融機関からの評価が高まり、融資審査に通りやすくなる点がメリットです。資金調達の幅が広がるため、赤字決算や債務超過などで選択肢が限られている企業にとっては、大きな安心材料となるでしょう。
また、資産売却によって現金比率が高まれば、突発的な資金需要にも対応しやすくなり、結果として安定経営を実現できます。
メリット7. 取引先や顧客にバレずに資産を売却できる
リースバックは、資産の所有者とリースバック会社との間で取引が完結するため、周囲にバレることなく資産を売却できる点も大きなメリットです。
保有資産を売却した事実が取引先や顧客に知られると、「資金繰りが悪化しているのではないか」と不信感を抱かれるリスクが高まります。その結果、取引条件が厳しくなったり契約更新を拒否されたりすれば、売上が伸びにくくなり、資金繰りが悪化して事業の継続が難しくなるでしょう。
一方、リースバックでは売却後も企業が同じ資産を利用し続けるため、「所在地」「稼働状況」などに変化がなく、周囲にバレる心配がありません。
取引先や顧客にバレずに資産を売却すれば、余計な不安を与えるリスクを回避でき、これまで通り良好な関係を築きながら事業を続けられます。
メリット8. 一度資産を手放しても再び買い戻せる
資金調達のために一度手放した資産を、将来的に経営が安定したタイミングで買い戻せる点も、法人向けリースバックの大きなメリットです。
「買戻し特約」や「優先交渉権」を設定できるリースバック会社を選べば、売却時に所有権が移っても、経営状況に合わせて資産を買い戻せます。「担保融資を受けるために資産を持っておきたい」「一時的に売却するが、事業の核となる資産のため手放したくない」と考えている場合に便利です。
資産を買い戻せる仕組みが整っていれば、まとまった資金を確保しつつ将来の選択肢も残しておけるため、柔軟な資金計画を立てやすくなります。
ただし、買戻し時の価格は「売却価格の110〜130%程度」になるのが一般的で、比較的ハードルが高い点に注意しましょう。
法人向けリースバックを活用する「4つのデメリット」
法人向けリースバックを活用する際は、以下4つのデメリットに注意が必要です。
- デメリット1. 売却価格は相場の7〜8割程度にしかならない
- デメリット2. リース料率が高く、資金繰りを圧迫しやすい
- デメリット3. 契約更新の回数が無制限とは限らない
- デメリット4. 買戻し価格は売却価格より10〜30%程度高い
資金繰りの悪化や貸主とのトラブルを回避するためにも、想定されるリスクを把握しておきましょう。
デメリット1. 売却価格は相場の7〜8割程度にしかならない
法人向けリースバックで気をつけるべきデメリットは、資産の売却価格が市場相場の7〜8割程度にしかならないことです。
リースバックは、資産売却と同時にリース契約を結ぶ仕組みのため、買い手側(リースバック会社)にとってリスクが高い傾向にあります。将来的に資産を買い戻されるリスクも発生する点から、リースバック会社は安全性を重視し、市場相場よりも低い価格を提示するのです。
資産の売却価格が相場よりも低く設定されると、事業継続に必要な資金を十分に確保できず、資金繰りの改善も思うように進まないでしょう。
そのため、リースバックで資金調達する際は、複数のリースバック会社に査定を依頼し、より高い金額で買い取ってもらえる会社を見つけることが重要です。
自社が扱っている資産を得意とする会社を選べば、その資産が持つ潜在的価値を踏まえた、適正な価格を提示してもらえる可能性があります。
デメリット2. リース料率が高く、資金繰りを圧迫しやすい
法人向けリースバックでは、契約後に毎月支払う「リース料」の利率が高めに設定されており、資金繰りを圧迫しやすい点にも注意しなければなりません。
リースバック会社が「リース料の未払い」「資産の買戻し」などのリスクを負う仕組みのため、場合によっては金融機関の融資よりも負担が大きくなるでしょう。特に赤字決算や債務超過のある企業は、短期的に資金繰りを改善できたとしても、毎月の支払いが積み重なることで資金ショートに陥りやすくなります。
資金繰りの悪化を防ぐには、低コストで利用できる会社を選ぶのはもちろん、リース期間を短めに設定するのもおすすめです。不動産リースバックの場合、周辺相場よりも家賃が低めに設定される「定期賃貸契約」を選べば、資金繰りの負担を軽減しながら経営の安定化を図れます。
また、「銀行から融資を受けられない」「借入枠を残しておきたい」などの特別な事情がない場合は、資産を活用した別の資金調達方法も検討してみましょう。
以下記事では、資産を活用した「アセットファイナンスの種類」を詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。

デメリット3. 契約更新の回数が無制限とは限らない
法人向けリースバックは契約更新の回数に制限があるため、再契約を拒否された場合、資産を継続して利用できなくなってしまう点がデメリットです。
多くのリースバック会社では「リース期間」が設定されており、資産の再販計画や設備の老朽化リスクによっては、更新が難しくなるケースもあります。再契約を拒否されると資産が使えなくなるため、「工場・店舗・オフィスの移転」「設備の入れ替え・新規購入」を早急に行わなければなりません。
予定外の移転費用や設備投資が発生することで、コスト負担が一気に膨らめば、資金繰り悪化のリスクも高まるでしょう。
そのため、リースバックを活用して資金調達する際は、契約期間や更新条件を事前にしっかりと確認しておくことが重要です。長期的な利用を前提とする場合は、更新時の優先交渉権を設定したり、長期契約プランを選択したりすることで、契約が突然終了するリスクを抑えられます。
事業計画に合わせて「買戻し特約」を設定し、経営が安定したタイミングで資産を再取得できるようにしておくのも一つの手です。
デメリット4. 買戻し価格は売却価格より10〜30%程度高い
法人向けリースバックで資産を買い戻す際は、売却時の価格よりも10〜30%程度高い金額を支払わなければならない点に注意しましょう。
たとえば、不動産リースバックの売却価格が2,000万円だった場合、資産を買い戻すためには2,200〜2,600万円の資金が必要です。将来的な買戻しを見据えてリースバックを行っても、再取得に必要な資金を確保するのが難しければ、諦めざるを得なくなるでしょう。
買戻しの有効期間が設けられている場合は特に、資金調達のハードルが高くなります。無理に買戻しを進めようとすると、資金繰りを悪化させるかもしれません。
計画的に資産を買い戻すためには、契約時に「算定方法」や「買戻し条件」を細かくチェックし、再取得に必要な金額を把握しておくことが大切です。買戻し価格や予定時期をもとに資金計画を立てれば、毎月無理のない範囲で積み立てができ、理想のタイミングで資産を買い戻しやすくなります。
また、「一建設」のように、最初から買戻し条件が有利に設定されているリースバック会社を選ぶのもおすすめです。
リースバックとは「資産売却と同時にリース契約を交わし、継続的に利用する手法」
「リースバック」は、企業が保有する不動産・車両・機械設備などの資産を売却し、その後「リース契約」という形で同じ資産を使い続ける取引手法です。
通常、資産を売却するとそのまま使えなくなりますが、リースバックでは「リース契約」を結ぶことで、資金調達と資産の継続利用を実現できます。
売却後も同じ資産を活用し続けることで、「資産を手放した」という事実が周囲にバレずに済むのも、リースバックの大きなメリットです。
店舗や事業所を移転したり、新しい車両・機械設備を購入したりする必要もないため、資金繰りの安定化を図りながら、これまで通りの事業を続けられます。
リースバックの仕組み
リースバックは、資金調達を検討している企業がリースバック会社に資産を売却し、審査通過後に「売買契約」「リース契約」を締結する仕組みです。
申込みの際は、売却希望価格や資産の現状を示す書類、決算書などを提出し、「資産価値」「リース料の支払い能力」について審査を受けます。
リースバックの相談から売却代金の受け取りまでにかかる期間は、数週間〜1ヶ月程度が目安です。審査通過後は、リースバック会社から「買取価格」「リース料」「リース期間」などが提示され、内容に問題がなければ契約を締結します。
リース期間については、不動産の場合おおむね2〜3年が一般的です。多くのリースバック会社では、期間満了時の再契約に対応しています。
リースバックと「融資」の違い
「融資」は、金融機関や公的機関から期限付きで資金を借り入れ、元本に利息を上乗せした金額を定期的に返済する資金調達方法です。
リースバックは、資産を担保にして融資を受ける「担保融資」と仕組みが似ていますが、「返済の有無」「資産の所有権」などが大きく異なります。
リースバックと融資の違いを、下記にまとめました。
▼リースバックと融資の違い
| リースバック | 融資 | |
|---|---|---|
| 返済義務 | なし(リース料の支払いは必要) | あり |
| 資産の所有権 | リースバック会社に移転 | 自社のまま |
| 審査ポイント | 資産価値が中心 | 企業の信用力や返済能力 |
リースバックに比べると融資は審査難易度が高いものの、資産の所有権を自社に残したまま、多額の資金を調達できる点は大きなメリットです。
「融資枠を残したい」「短期間でまとまった資金が必要」など特別な事情がない限りは、融資による資金調達を選ぶと良いでしょう。
なお、「法人向けの銀行融資を成功させるポイント」について詳しく知りたい方は、以下記事も併せてチェックしてみてください。

「法人向けのおすすめリースバック」についてよくある質問
法人向けのおすすめリースバックについて、よくある質問を下記にまとめました。リースバックについて理解を深めるためにも、ぜひ参考にしてください。
「リースバックはやめとけ」と言われる理由は何ですか?
「リースバックはやめとけ」と言われる主な理由は、以下のとおりです。
- 売却価格が相場より安い
- リース料の負担が大きい
- 買戻し時の価格が売却価格より高い
- 永続的に資産を利用できるわけではない
売却後に「やめておけばよかった…」と後悔しないためには、少なくとも3社以上に査定を依頼し、慎重に比較検討を行いましょう。
資金調達の目的や希望額、リースバック会社に求める条件も整理しておくことで、自社に合ったサービスを見つけやすくなります。
リースバックで騙されるケースはありますか?
リースバックは、まとまった資金を確保しながら同じ資産を使い続けられる便利な手法ですが、中には悪徳業者もいるため注意が必要です。
一部の悪徳業者に騙されるケースとしては、以下の内容が挙げられます。
- 売却価格が相場の7〜8程度よりも低い
- 相場に比べてリース料が明らかに高い
- 「買戻し可能」と聞いていたのに実際はできなかった
- リース期間中に退去・返却を命じられた など
正しい取引方法を知らないまま契約手続きを進めると、上記のトラブルに巻き込まれるリスクが高まり、事業全体にも影響を及ぼしかねません。
そのため、リースバックで資金調達する際は、売却価格やリース料の「算定方法」「相場」を確認し、不当な金額を提示していないかチェックしましょう。
また、契約書には「中途解約の可否」「修繕費の負担」など細かい条件まで明記しておくと、トラブルが発生しても冷静に対応できます。
リースバックした資産は何年使い続けられますか?
売却する資産の種類や契約形態によって大きく異なります。
不動産リースバックの場合、普通賃貸契約であれば契約更新によって長期間利用できますが、定期賃貸契約は契約期間の満了時に退去しなければなりません。車両や機械設備のリースバックでも、使用年数や走行距離、資産の状態によって設定されるリース期間が変わります。
そのため、リースバックで資金調達する際は、売却価格やリース料に加えて、利用可能な期間も事前に確認しておくことが重要です。
リース期間を正確に把握した上で資産を継続的に活用すれば、想定外の費用が生じるリスクを防ぎつつ、安定した事業を続けられます。
リースバックの審査は厳しいですか?
リースバックは、企業の財務状況より「資産の価値」が重視される資金調達方法のため、必ずしも審査が厳しいとは限りません。
しかし、以下のケースに当てはまる場合は、審査に落ちる可能性があるため注意が必要です。
- 売却する資産に重大な欠陥がある
- 売却価格でローンの残債を返済できない
- 収入が不安定でリース料の支払いが難しい など
資金調達の成功率を高めるには、まず修繕・整備によって資産価値を改善できないか検討しましょう。
ローンの支払いが残っている場合は、残高を確認し、金融機関に返済条件の見直しを相談することで、審査通過の可能性が高まります。
財務状況が厳しく、リース料の支払いが難しい場合は、「資産の売却」「ビジネスローン」など、別の資金調達方法に切り替えるのもおすすめです。
リースバックだけにこだわらず、複数の資金調達方法を組み合わせることで、審査に通りにくい状況でも必要な資金を確保しやすくなります。
なお、「資産売却の手順」や「審査に通りやすいビジネスローン」について詳しく知りたい方は、以下記事も併せてチェックしてみてください。


資産を有効活用できる「法人向けリースバック」で安定した事業を続けよう!
自社の保有資産に合ったリースバック会社を選べば、まとまった資金を効率的に確保しつつ、資産をそのまま利用して安定した事業を続けられます。
筆者が厳選した「法人におすすめのリースバック会社」は、以下のとおりです。
◆法人におすすめの「不動産」リースバック会社4選
| 会社名 | セゾンファンデックス 事業用リースバック | ![]() 一建設 リースバックプラス+ | ![]() AndDOホールディングス ハウス・リースバック | ![]() スター・マイカ マンション専門リースバック |
|---|---|---|---|---|
| 公式HP | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> |
| 対応エリア | 全国 | 東京、千葉、埼玉、神奈川、京都、大阪、兵庫 | 全国 | 札幌、仙台、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫、広島、福岡 |
| 対象資産 | ・オフィスビル ・事務所 ・店舗など(個人名義も可) | 原則、取り扱い不可の物件はなし | ・戸建て ・区分マンション ・店舗付住宅 ・事務所 ・土地など | マンション |
| 査定日数 | 記載なし | 1日〜3日 | 1週間以内 | 最短即日〜3営業日 |
| 契約スピード | 最短2週間 | 記載なし ※契約から決済までは最短即日 | 通常40日、最短5日(別途要手数料) | 最短1週間 |
| 賃貸借契約の種類 | 普通賃貸契約 | 普通賃貸契約(標準プラン) 定期賃貸契約(定期プラン) | 普通賃貸契約 | 普通賃貸契約 定期賃貸契約 |
| 買戻し条件の有無 | ◎ | ◎ | ◎(別途条件あり) | 記載なし |
◆法人におすすめの「車両」リースバック会社4選
| 会社名 | ![]() 三菱オートリース リースバック | ![]() 日本カーソリューションズ リースバック | ![]() トラックオーコク トラック王国 | ![]() 株式会社PMG LogisticsPMG車両リース |
|---|---|---|---|---|
| 公式HP | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> |
| 対応エリア | 記載なし | 記載なし | 全国(出張査定も可能) ※離島除く | 記載なし |
| 対象資産 | 全車両 | ・営業車 ・工事車両 ・電気自動車 ・特殊車両(トラック、バス、高所作業車、フォークリフトなど) | ・トラック(平ボディ、ダンプ、クレーン車など) ・レッカー車 ・パッカー車 ・マイクロバスなど | ・トラック(小型・中型・大型) ・特殊車両 ・重機・建機(ナンバー付)など |
| 査定日数 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 最短即日 |
| 契約スピード | 記載なし | 記載なし | 最短2週間 ※通常は初回の電話から入金まで約3週間 | 記載なし |
| 買戻し条件の有無 | 記載なし | 記載なし | ◎ | ◎ |
◆法人におすすめの「機械設備」リースバック会社3選
| 会社名 | 出光クレジット 出光クレジットのリース | ![]() 株式会社エーストラスト リースバック | ![]() Food Innovators Japan FIJお店まるごとリース |
|---|---|---|---|
| 公式HP | 公式サイト> | 公式サイト> | 公式サイト> |
| 対応エリア | 記載なし | 記載なし | 全国 |
| 対象資産 | ・情報機器 ・OA機器 ・工作機器 ・荷役設備 ・商業店舗設備など | ・建設機械 ・機械設備 ・工場設備など | ・飲食店の厨房設備、什器 ・物件オーナーに預けている保証金など |
| 査定日数 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 契約スピード | 記載なし | 記載なし | 最短14日 |
| 買戻し条件の有無 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
自社にピッタリのサービスを見つけるには、資産の売却価格だけでなく、「付帯条件」「故障時の費用負担」など、さまざまな観点から慎重に比較検討しましょう。
少なくとも3社以上に査定を依頼すると、悪徳業者とのトラブルに発展するリスクを回避でき、安心して利用できるサービスを選べます。
買戻しの有無を事前に決めておいたり、追加コストも踏まえた資金計画を立てたりするのも重要なポイントです。
「自社にあった融資で資金調達したい」方は、成果報酬型の融資コンサルサービスの「融資代行プロ」にお気軽にご相談(無料)ください。「融資代行プロ」は、「銀行」「公庫」「商工中金」といった金融機関に10〜30年も在籍した、豊富な知識・経験を持つプロのコンサルタントが、法人向けリースバックの活用を徹底的にサポートします。
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