【完全版】フリーランス・個人事業主の「6つの資金調達方法」を資金調達のプロが解説!

日々の仕事が不安定になりやすく、資金不足から資金調達が悩みのタネになっているフリーランス個人事業主中小零細企業は少なくありません。資金調達をしたくても、社会的信用が低いため、なかなか調達がうまくいかないケースも多いものです。

フリーランス/個人事業主

これからフリーランスとして独立するので、資金調達を考えている。友人から「個人事業フリーランス資金調達は難しい」と聞いているので、今のうちに知識を入れておきたい

小規模事業経営者

会社を起こし、事業開始3年ほど。今までは、借入などはせず自己資金で事業を運営してきたが、そろそろ大きな勝負をしたい。小規模の法人でもできる資金調達方法があれば知っておきたい

会社をこれから創業する人、既に利益が出ている事業を運営しているフリーランスでも、経営状態の改善のためにあらゆる資金調達手法を知っておくことは重要です。成功している経営者は例外なく、この「資金調達」に長けています

筆者は「中小企業の融資代行プロ」という資金調達サービスで、これまでたくさんの経営者の「資金調達」や「資金繰り改善」のご支援してきました。

記事の筆者
「岡島光太郎」の写真

著者プロフィール

  • 資金調達コンサル会社「(株)融資代行プロ」創業者
  • 財務・資金繰りコンサルティング「御社の社外CFO」創業者
  • 経営コンサル会社「(株)Pro-D-use」創業者
  • 中小企業の融資・補助金など資金調達支援の実績多数

これまでの支援実績
個人事業主 / 創業後スグの1人法人 / 売上300億の法人
資金調達額「100万円」〜「5億円」
幅広い会社規模で、資金調達 / 財務・資金繰りコンサルを経験

本記事は、そんな筆者が資金調達に課題をお持ちのフリーランス・個人事業主小規模法人の経営者に向けて、下記4つを解説・アドバイスをするものです。

  1. フリーランス・小規模事業者ができる資金調達手法4選
  2. それぞれの資金調達手法のメリット・デメリット
  3. 番外編の資金調達方法2選とメリット・デメリット
  4. どの資金調達手法を使うべきか?の選択方法

この記事を読めば、あなたの資金調達の知識は他の経営者と比べても格段に上がります。

本記事を読むメリット

  • 最大限、資金調達ができるようになる
  • 「自分に向いている資金調達方法」がわかる
  • 日々の資金繰りの悩みや不安から解放される
  • 銀行口座の残高を気にせず、資金を使いたいときに投資に回せる
  • あなたの会社が安定するので、精神状態も安定する

銀行・信金・商工中金や日本政策金融公庫からの資金調達は、知識・経験もなしに「なんとなく」で進めると必ず失敗します。資金調達には金融機関の幅広い知見が必要で、成功には一定のノウハウが欠かせません。

「中小企業の融資代行プロ」は、成果報酬型で資金調達を支援するコンサルティング(代行)サービスです。これまで500件以上の資金調達のご相談を受けて「100万円〜5億円」「多様な資金調達方法」など、数多くの実績をあげてきました。

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目次

フリーランス・個人事業主の資金調達手法「4つの融資制度で資金調達

フリーランスや小規模事業者の資金調達方法は、「融資制度を活用した4つの資金調達方法」と「融資制度以外の2つの資金調達方法」にわかれます。

本章ではまず、下記の「融資制度を活用した4つの資金調達方法」について解説します。

  • 日本政策金融公庫の融資
  • 信用金庫の融資
  • 地方銀行の融資
  • 補助金・助成金

融資制度を活用した資金調達方法は、フリーランスや小規模法人に1番おすすめできる資金調達方法です。なぜなら、少ない金銭的負担での資金調達が可能だからです。

下記から詳しく解説していきます。

融資制度1.「日本政策金融公庫の融資」

フリーランスや小規模事業者は、まず「日本政策金融公庫」からの融資を検討するのがおすすめです。

日本政策金融公庫とは政府が全額出資する金融機関のことです。日本政策金融公庫は創業支援や中小企業の事業支援を目的としているため、他の方法に比べて負担をかけずに融資を受けることができます。

日本政策金融公庫の融資のメリット

  • 融資期間が長い
  • 低金利で借りられる
  • 民間よりも審査が優しい傾向がある
  • 制度によって保証人が不要
  • 民間の金融機関から信頼されやすくなる

日本政策金融公庫からの融資は制度によって融資期間が異なりますが、だいたい15年から20年以内としています。そのため、長期間の融資を受けることができるので安定した資金繰りが可能です。

また、低金利で借りられることや民間よりも審査が優しい傾向があるので、融資を受けるハードルが低いです。

他にも政府系金融機関から融資を受けた企業として認識されるので信頼してもらえやすくなります。

日本政策金融公庫融資のデメリット

  • 融資の申請から受け取るまでの時間がかかる
  • 申請の手続きに時間や手間がかかる

日本政策金融公庫は政府系金融機関となるため、申し込みから融資を受けるまでの期間が長くなります。また、申請に必要な書類が複数あるので手続きに手間がかかるでしょう。

それでも融資を受ける恩恵は大きく、はじめに検討する方法としておすすめです。

融資制度2.「信用金庫の融資」

融資制度を活用するなら信用金庫もおすすめです。信用金庫とは、民間の金融機関の1つで地域の繁栄を目的に設立された協同組織のことです。中小企業を専門としているため、フリーランスや小規模事業者でも融資が受けられます。

信用金庫融資のメリット

  • 起業したばかりでも融資を受けられる
  • メガバンクや地銀と比較すると、対応が手厚い
  • 預けた資金は地域の発展に使われる

信用金庫は中小企業を専門としているため、フリーランスや小規模事業者でも融資が受けられます。また、利益よりも地域の発展を目的にしているため、銀行融資よりハードルが低めです。

他にも預けた資金は地域の発展に使われるので地域の発展の手助けにもなります。地域周辺の人々が豊かになれば売り上げアップも期待できるかもしれません。

信用金庫の融資デメリット

一方で、他の融資に比べて多少なりとも金利が高い傾向にあります。信用金庫は中小企業専門になるので取引額が少ないです。そのため、メガバンクに比べて融資1件に対する利益が少ないので、その分金利を上げる必要があります。

ただし、融資後のフォローの手厚さや、いざという時に支援してくれる姿勢などはメガバンクなどよりは親切です。そのため、信用金庫の金利が高いとは一概に言えないので借り入れ先の候補として検討しましょう。

融資制度3.「地方銀行の融資」

フリーランスや小規模事業者でも地方銀行からの融資が受けられます。銀行の窓口にて融資の相談を行うことが可能です。融資を受けるために必要な条件を確認し、審査に合格することで融資を受けることができます。

地方銀行融資のメリット

  • (条件による)高額融資を受けられる
  • プロパー融資が期待できる
  • 他企業を紹介してもらえることがある

融資の条件によっては高額な融資が受けられることもあります。地方銀行は融資の限度額が大きく設定されているのが特徴です。銀行によって金額は異なりますが、他の融資に比べて高額な融資を受け取ることが期待できます。

また、地方銀行から融資を受ける場合に銀行からその他の企業を紹介してもらうこともあります。企業との繋がりを持てることにも期待できるでしょう。

地方銀行融資のデメリット

  • 保証人・担保が求められる場合がある
  • ある程度のビジネスの規模が求められる(年商5億前後)

事業に係る資金の場合に保証や担保が求められる場合があります。担保には連帯保証人や株式等を対象とするのでフリーランスや小規模事業者にとってはハードルが高いです。

また、地方銀行から融資を受ける場合は、事業拡大による他県に進出する際に、決済口座などの問題がでるリスクも考える必要があります。

融資制度4.「補助金・助成金」

融資制度とは違いますが、補助金や助成金を利用して資金調達する方法もあります。補助金や助成金については、

  1. 経済産業省
  2. 厚生労働省
  3. 地方自治体
  4. 民間団体・企業

の4つの団体が主催しております。中でも地方自治体は、中小企業に向けてさまざまな融資を行っているので、フリーランスや小規模事業者に向いています。

補助金・助成金のメリット

  • 返済する義務がない
  • 補助金によっては商工会議所の指導を受けられる

補助金や助成金は返済する義務がありません。そのため、返済できないといったリスクを抱えることなく資金調達ができます。また、補助金によっては地域の商工会議所の指導が受けられたりするので、これから事業を始めている企業にとってありがたいメリットがあります。

補助金・助成金のデメリット

  • 応募殺到のリスク(採択されないリスク)
  • 後精算方式である(先払いする必要がある)
  • 提出する書類が難しく、複雑

まず補助金や助成金は返済義務がない分応募が殺到します。応募したからといって必ず資金を受け取れるわけではないので注意しましょう。

また、提出書類が複雑であることもデメリットです。提出書類には事業計画書や収支計画、申請書類などが必要です。準備するまでに時間と労力がかかってしまうので申請するまで苦労します。


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フリーランス・個人事業主向け「融資以外の2つの資金調達法」

下記、融資制度以外の方法を2つ紹介します。融資制度を活用しないことで有利になる部分もあります。

  • ビジネスローン
  • クラウドファンディング

それぞれについて、詳しく解説していきます。

融資以外の資金調達方法1.「ビジネスローン」

ビジネスローンとは銀行、信販・クレジットカード会社、消費者金融業者が提供するローン商品のことです。金融機関に申し込むことで、事業資金の借り入れとして資金を調達することができます。

もしおすすめのビジネスローンを比較したいという方は、下記の記事が参考になるはずです。ぜひ、ご覧ください。

ビジネスローンのメリット

  • 融資に比べ、資金の受け取りが早い(即日~1週間)
  • 総量規制対象外である
  • 原則無担保、無保証人で申込可能

ビジネスローンの良いところは他の融資に比べて資金の受け取りが早いです。一般的に公的融資や銀行融資は、審査に時間が掛かり融資を受け取るまで2週間から1ヶ月掛かると言われています。

しかし、ビジネスローンは最短で即日、遅くても一週間から10日ほどで融資を受け取ることができます。すぐに資金調達したい場合はおすすめの方法です。

下記の「」は、” 融資が難しいお客様 “に対して、筆者が最初におすすめするビジネスローンです。提出資料もないため手軽に融資の申請ができ、赤字や債務超過創業前後でも使えるとても便利なビジネスローンです。

もしビジネスローンを検討されている方は、下記から詳細を確認してみてください

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特徴・メリット

  • 赤字」「創業時」でも借入OK
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ビジネスローンのデメリット

  • 融資に比べ、金利が高い(1~15%
  • 融資と比較して、借入れ可能額が少ない(~1,000万円

ビジネスローンは融資に比べて金利が高いです。公的機関や銀行では0.7%~3%の中、ビジネスローンは1%~15%前後と高くなっています。そのため、ローンを組む際は支払い総額がいくらになるか注意する必要があるでしょう。

融資以外の資金調達方法2.「クラウドファンディング」

最後はクラウドファンディングを使った資金調達の方法です。

クラウドファンディングとは、ネット上にて事業のサービスを支援してくれる賛同者を募ります。賛同者から出資してもらうことで資金調達をすることが可能です。

クラウドファンディングのメリット

  • リスクなく資金調達ができる
  • マーケティングになる

クラウドファンディングは、出資者に対して返済する義務がありませんので、リスクなく資金調達することが可能です。また、事業に賛同してくれる出資者の数を知ることができるのでマーケティングとしても活用できます。

クラウドファンディングのデメリット

  • 出資が集まらない場合もある
  • 社会的信用を失い可能性がある
  • 手数料が異常に高い(20%前後

賛同者がいなければ出資は集まりませんので、必ず資金調達できる方法ではありません。また、目標金額まで集まらないケースもあるので確実に資金調達したい企業には向いていないでしょう。

さらに、事業が失敗すれば社会的信用を失う可能性もあります。場合によっては、出資者に「今後この企業投資しない」と見限られてしまうかもしれません。

フリーランスや個人事業主が融資を受けられる条件

融資を受けるためには条件をクリアする必要があります。以下、一般的に必要となる条件2つについて解説します。

条件1. 開業届を提出しておくこと

まずは開業届をしておくことです。融資を受ける際は、ほとんどの融資先から審査書類として開業届の提出が必要です。そのため、融資を検討している場合は事前に開業届を出しておきましょう。

特にフリーランスとして個人で活動している方は開業届を出さない方もいます。罰則はないですが、融資は受けられないので必ず用意しておく必要があります。

条件2. 確定申告をした経験

融資の条件には確定申告の経験も必要です。一般的に融資の審査には確定申告の提出が必要となります。

融資によっては、創業間もない企業でも受けられるケースがありますが、確実に審査を通したいのであれば、1年目の確定申告を終わらせてから申請するのがよいでしょう。

フリーランスや個人事業主の融資に必要なもの

融資に必要なものは、融資先によって異なるので融資先のHPや電話相談、窓口にて確認することになります。例えば、日本政策金融公庫からの融資を検討する場合は、必要な資料を日本政策金融公庫のHPにて確認することが可能です。

他にも、銀行融資を検討している場合は銀行の窓口から確認することになります。個人営業なのか法人営業なのかによっても必要な書類が変わってくるので、必ず確認しましょう。


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フリーランスや個人事業主の資金調達(融資)方法の選び方(選択軸)

最後に資金調達方法の選び方について紹介します。資金調達方法それぞれのメリット・デメリットを比較して、目的に合う最適な方法を選びましょう。

選び方1. リスクなく資金調達したいなら「補助金・助成金」を利用する

リスクなく資金調達したいなら補助金や助成金を利用した資金調達がおすすめです。補助金や助成金は返済義務がありません。たとえ事業がうまくいかなくても返済する必要がないため、最小限のリスクで資金調達することが可能です。

ただし、倍率が高かったり、提出資料が多く煩雑だったりと、それなりに手間と労力がかかるので作業量に耐えられる方におすすめの手法です

選び方2. リスクを抑えて資金調達するなら「日本政策金融公庫」「信用金庫」を利用する

リスクを押さえて確実に資金調達をするなら、日本政策金融公庫や信用金庫を利用しましょう。

日本政策金融公庫は特に、フリーランスや小規模事業者の融資に力を入れているので、金利が低く設定されていることや銀行融資に比べて審査も受かりやすいです。また、長期の返済期間を設定してもらいやすいので、リスクを押さえつつ資金調達することが可能です。

選び方3. リスクは高いがすぐに資金調達したいなら「ビジネスローン」を利用する

ビジネスローンは金利が少し高いのですが、資金を受け取るまでの時間が早いため、すぐに資金を必要とする場合などには検討するとよいでしょう。

フリーランスや個人事業主の資金調達(融資)には、「日本政策金融公庫」「信用金庫」がオススメ

フリーランスや小規模事業者の資金調達には「日本政策金融公庫」「信用金庫」がおすすめです。もちろん、リスクがない補助金や助成金も魅力ですが必ず対象となるわけではありません。

また、地方銀行やメガバンクの融資は審査が厳しくかなり苦労しますし、ビジネスローンに関しては金利が異常に高いためリスクが伴います。そのため、まずは「日本政策金融公庫」「信用金庫」から検討し、審査が通過できない場合に限り他の方法を選ぶとよいでしょう。

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